【横浜市】ボストン発 老舗洋菓子店のケーキ「ボストンクリームパイ」
横浜市中区イセザキモールにある「浜志゛まん(はまじまん)」は、大正2年(1913年)に創業された菓子店。
アメリカのボストンで生まれたという「ボストンクリームパイ」が目玉商品のこのお店。
1957年から、外国航路の客船で活躍していたパティシエを招き、ケーキの販売を始めたそう。
印象的な名前のボストンクリームパイとは、いったいどんなケーキなのでしょうか。
浜志゛まんの店内
お店は、横浜市中区・イセザキモール内、商店街の通り沿いにあります。
ガラスドアから中に入ると、真っ白い壁に高い天井で、清潔感のある雰囲気。正面はショーケースには各種ケーキが並んでおり、クッキーなど焼き菓子販売も行われています。
テイクアウトでケーキを買えるだけでなく、店内で食べることができるテーブル席が用意されています。2人がけテーブルが5席ありました。
神奈川県指定銘菓を味わう
神奈川県指定銘菓でもあり、同店の看板メニューであるボストンクリームパイ。
ファミリーサイズの大きなボストンクリームパイが展示されていて、それも食べてみたいけれど、いくらなんでもな大きさ。
しかし、ちゃんと一人用のミニボストンがありました!
歴史ある銘菓の味を実食。
スポンジの上にチョコでデザインし、コーティングされています。
きれいな模様の表面と中のクリームを潰さないよう、気をつけながらフォークを入れます。
パイ生地ではなく、2枚のスポンジで、たっぷりの生クリームとカスタードクリームが挟まれていました。
カスタードクリームにはバニラビーンズの粒がまざっていて、なめらか。スポンジよりもクリームの割合が多いのですが、決して重くはなく、スポンジと一緒に口に入れるとふわっと溶けていきます。
上に添えられているのはアーモンドチョコで、見た目と味のアクセントになっていました。
人気第2位のモンブランは残念ながら売切れ。その次に人気だと店主から教えてもらったブリオッシュを味わいます。
洋酒がたっぷりしみこんだスポンジ、口に入れると洋酒が混ざったシロップがジュワっとあふれます。
マロングラッセがトッピングされていて、これは大人のおいしさだ。
私にとって人生初のブリオッシュ、新しい体験ができました。
コーヒーを運んできてくれたスタッフの方がとても丁寧で感動。
オーダーをとったり、飲み物をテーブルに置くしぐさが、接客のプロのふるまいでした。
店の奥の通路からは、ケーキ製造を見ることができました。
横浜の自慢の老舗店のケーキ、おもてなしと一緒に楽しんでほしいです。
【浜志゛まん(はまじまん)】
横浜市中区伊勢佐木町5-129
TEL 045-252-4001
営業時間 10:00-18:30
定休日 月曜日、第一・第三火曜日