4月29日にリニューアルオープンした福島交通飯坂線 曽根田駅シリーズの第3弾。

前回は、引退車両を活用した休憩スペースの「お休み処ナナセン」をお届けしました。

今回は、「お休み処ナナセン」に併設している「電車ひろば」をご紹介します。

※「お休み処ナナセン」や「電車ひろば」をご利用の場合、入場料が必要です。

曽根田駅の「電車ひろば」へは、「お休み処ナナセン」の車両の中ほどのドアから外階段で降りることができます。また、曽根田駅の改札を抜けて直接「電車ひろば」に行くこともできます。

「お休み処ナナセン」に活用されている東急7000系は、1961年に製造された車両。福島交通が1991年に東京急行電鉄から譲り受け、約28年もの間、福島市民・観光客の足として走り続けました。

「電車ひろば」では、普段はホームに隠れて見えない東急7000系車両の下側をすみずみまで見ることができます。

台車部のディスクブレーキ。

車両の連結部を下から見るなんて初めてかも。

線路上に車両が展示されているのですが、その線路のレールは長めに残して、あえて立ち入れるようにしているそう。

レールの上に乗ったり歩いたりすることもできます。

線路の上で電車と一緒に写真を撮れるなんてレアですよね！

広場の端からは、飯坂線車両はもちろん、東北新幹線、山形新幹線、東北本線、奥羽本線、阿武隈急行線、貨物列車などの車両が眺められます。迫り来る飯坂電車を真正面から撮影するチャンスもあるかも。

この「お休み処ナナセン」と「電車ひろば」は、今後はイベント用に貸し出すことも検討中だそうです。料金などはまだ未定です。

福島交通 電車部 部長三浦さんの情報によると、「イベントの際は、普段開放していない運転席にも入れるようになるかも！？」とのことです。

鉄道ファンなら要チェックですね！