【ゴルフ】ボールがグリーンで戻る バックスピンがかかるクラブの動き
スピン量は10000rpmが目安
憧れのショットといえば豪快なドライバーショットが挙げられるだろうが、グリーンに着弾してからギュギュっとスピンが効いたショットも憧れのショットではないだろうか。
ボールが着弾地点よりも戻るほどのバックスピンがかかるショットのスピン量は、グリーンコンディションによって変わるが、10000rpm(回転毎分)以上が目安となる。この数値を出すためには、一般的なヘッドスピードの場合、スピン性能が高いウェッジとボールを使用する必要がある。
<関連記事>
【ゴルフ】プロのようなバックスピンをかけるためのポイント(Yahoo!ニュース エキスパート)
バックスピンがかかるクラブの動き
バックスピンをかけるためには、ダウンブローとハンドファーストインパクトの両立が必要だ。
ダウンブローとは、クラブヘッドの入射角が鋭角であること。ハンドファーストインパクトとは、手元がヘッドよりも先行した状態。インパクト時のロフト角が立っていることを意味する。ダウンブローとインパクトロフトが過不足なく両立することでバックスピンがかかる。
赤:インパクトロフト
青:アタックアングル(ダウンブローorアッパーブロー)
基本は、「かけるもの」ではなく「かかるもの」
バックスピンは、基本的にはかけるものではなく、かかるもの。普通に良いインパクトをした結果、道具(ウェッジ)の性能によってバックスピンがかかっているのだ。
バンカー越えで、ピンがグリーン手前の場合などは、プロの場合、スピン量を増やすテクニックを駆使することもあるが、そのような応用テクニックを使うべき状況になることは稀だ。多くのゴルファーがテレビやインターネットで見る、プロのバックスピンは自然とかかっている。
バックスピンをかけるために必要なことは、スピン性能の高いウェッジとボールを使うことと、単に質の高いインパクトなのだ。
<関連記事>
バックスピンをかけるために重要なのはクラブとボール(GOLFERS SUPPORT)