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2021新型 iMac 24インチ購入前に知っておいた方が良いこと11

Appleが大好きなんだよ

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  こんにちは。Appleユーザー歴27年 !YouTubeチャンネル「Appleが大好きなんだよ」管理人のダイスキ(大好きさんと呼ばれているので)と申します。

 今日は新型iMac 24インチを2週間ほど実務で使った筆者から検討中の方に伝えておきたいことです。

 一言で言うと中身がMacBookのデスクトップMacです。そこにオーディオとカメラやディスプレイが強化された機種。良くも悪くもM1チップのMac。使っているとM1チップの素晴らしい部分と物足りない部分がわかってきます。

<購入し使ったiMac 24インチ >

・Apple M1チップ 8コアCPU/8コアGPU

・512GBストレージ

・8GBユニファイドメモリ

・カラー:ブルー

¥199800

※基本的にカスタマイズ無し

(1)M1チップの省エネ高効率高性能、特に省エネに驚く

 Apple独自設計の統合型M1プロセッサ(SoC)はMacBook Air/Pro2機種を中心に設計されているため、省エネ高効率高性能。コンセント部での瞬間ワット数を計測したが、低負荷時で30W以下、動画の書き出しなど高負荷時でも65W程度。まさにMacBook並みの電力で済んでしまう。それが24インチ4.5Kディスプレイ込みだから驚き。

ブラウザ/Excel/Illustrator立ち上げ時でも30W以下
ブラウザ/Excel/Illustrator立ち上げ時でも30W以下

 性能については、動画編集アプリ「FINAL CUT Pro」にて、同じ5分間の4K動画ファイルを使ったレンダリング時間計測では、Mac Pro以外のIntel Macより50%以上時間短縮。

 書き出しは2020年MacBook Pro上記機種を若干上回ったが、2017年の4コアのiMac 5K 27インチや8コアの2019年MacBook Pro 16インチには及ばなかった。

 しかし動画編集などをしないユーザーにとって性能はお釣りが来るほどの安定の高性能。しかも事務作業から2Dグラフィックスでファンが回ることはほぼない。

(2)GPUが統合型で高性能な反面、ビデオサポートは若干弱い

 外部ディスプレイ出力などのビデオサポートは最大6K最大1台となっており、4K以下であっても1台まで。本体込みで4.5K+4Kなどが可能なので作業領域が十分というユーザー向け。iPadのSidecar機能を使うとさらに1台増やせるものの、27インチ3面などそれ以上の外部出力を求めるうるさがたユーザー向きではない。

実際のところこれで十分な作業も多い
実際のところこれで十分な作業も多い

 M1 MacBookに比べ本体ディスプレイの解像度が高いためか、GPUへの負荷は大きめ。加えて5Kディスプレイをつないだ状態での高負荷作業ではプロセッサ周りがかなり熱く、特に中央顎の部分と裏側電源ポート付近がかなり熱くなった。このあたりGPU統合型SoCは負荷が集中するようだ。

(3)ボディと画面の大きさは多くの方にちょうど良い「いいとこ取り」

MacBookに慣れてる方などは27インチの iMac 5Kは圧迫感があるもの。しかし今回の24インチは誰にとってもちょうど良いサイズで圧迫感が少ないが、かといって作業領域は27インチ慣れした私でも物足りなさはない。ディスプレイ1面で良いという方にとってピッタリです。(下記27インチiMac 5Kは圧迫感あり)

27インチ5K
27インチ5K

218ppiの高画素密度できめ細かい画質に加え、スピーカーも音が良いのでコンテンツビューワーとしても優秀。

 そしてボディの軽さが1階-2階間の移動など、今までのどのiMacやディスプレイより楽だった。やり方次第で電車で運ぶことも可能かもしれない。

(4)フロントカメラがとても良いが、置く場所によっては背後の散らかったものが見えてしまうかも

 WEB会議時代の必須アイテム「インカメ」が1080pになり高画質、M1チップの機械学習チップ「ニューラルエンジン」も手伝って最適化され美しい画質となっている。反面、iPadやMacBookなどと比べ設置位置がそれほど自由ではないのでWEB会議の際の角度などに若干苦労した。背景を変える機能などが必要。

(5)オールインワンなので他に買うものが少ないが、ハブやドッキングステーションが必要

 24インチディスプレイからキーボード・マウスまで揃っているので、そのまま使える。ディスプレイも一部のユーザー以外調整がほぼ要らない。

 しかしThunderbolt2基、USB-C2基とUSB-C形状のポートだけが4つなので、一部のUSB-AやSDカードリーダーなどのハブが必要。この点はM1 MacBookと同様だが2ポート多いのはメリット。

(6)周辺機器が揃っていてキーボードやマウスにこだわりのある方はM1 Mac miniの方が良い

 既にパソコンを色々使ってきているユーザーの方は資産とこだわりを活かすという意味ではMac miniのほうが安上がり

(7)メモリは可能なら16GB推奨

 今回あえてカスタマイズなしの機種を購入。予想はしていたが外部5Kディスプレイ追加で、複数アプリ立ち上げで高負荷作業を行うと8GBメモリが起因と思われるもたつきが出た。メモリがユニファイドメモリとCPU/GPUが共有する効率設計ではあるが、複数アプリを同時に立ち上げる方は16GBを選んでおいた方が無難。同じM1 MacBook Pro 16GBメモリのものではそこまでもたつきはなかったのでメモリが原因かと思われます。4K動画編集でも同様、視野に入ってる方は16GBで。

(8)数字をよく打ち込む用途の方はテンキー付きで

 テンキー付きキーボードに慣れている筆者だが、今回はカスタマイズをしなかったためテンキー無しになったが、やはり不便に感じた。3000円でテンキー付きに変更可能なので数字をよく打ち込む方は変更をオススメする。

(9)使ってみた基本性能は昨年12月のM1Mac 3機種とほぼ同じ

 24インチにこだわらない方、少しでも持ち出す機会がありそうな方はMacBook2機種を視野に入れた方が良い。外付けに安めの4Kディスプレイを買い足すことも可能。

(10)背面ポートはやっぱり抜き差ししにくい

 軽いので以前に比べればアクセスしやすいが、背面に外部ストレージなどを繋ぐ場合不便。サイドに1ポートくらい欲しかった。ドッキングステーションは収まりよく便利だが高額。

(11)使うアプリのApple Silicon対応は確認した方が良い

 Apple SiliconはIntelと設計が違うので、ソフトウエアもそれに合わせて対応が必要。Microsoft OfficeやMicrosoft Remote Desk Top、Chrome、Adobe Photoshop、日本語変換ATOKなどAppleシリコンの対応はここ半年でかなり進んでいるが、まだ全てではない。私の場合Adobe Illustratorが未対応で、Appleが用意した変換プログラム「Rosetta 2」経由での使用。設定次第で動くが、それでもたまにもたつくこともある。購入前に重要な仕事に使っているアプリケーションの対応確認と、不具合があった時にIntel Macで作業を進めるため手放さない方が良い。Intel Macで可能だったWindows起動も不可能。macOS上で動かす仮想デスクトップ「Parallels Desktop 」は対応したもののWindows自体がARM対応版を一般販売していないため、今のところ「使えます」とは言い難い状況。

6/14追記:Adobe Illustratorは6/9にApple Silicon対応しました。

 以上、新型iMac 24インチの良い点/良くない点/気になった点を挙げましたが、購入検討中の方の参考になれば幸いです。

 M1 Macは全般的にユーザーによって、評価が別れる部分はありますが、基本的に省エネ高効率を目指して作ったチップのようなので、その点をメリットと感じられるユーザー向きです。今回のiMac 24インチも省エネは素晴らしい点です。性能も多くのIntel Macを上回っています。

 そして新型iMac 24インチはどちらかというと素直に使うユーザー向け。カラー展開やスキッとしたデザインはインテリアなどにマッチします。オールインワンなので箱から出してすぐ使ます。

 うるさがたユーザー向けについては今後アップグレードしたApple SiliconのMacBook ProやMac Pro、iMacなども噂されており、それが出る頃にはAppleシリコンへのアプリケーション対応も進んでいるものと思われます。上位機種のMacBook Proについては有力な噂として、来週発表や今年下半期に発売とも言われています。

 レビュワーとしてM1 Mac3機種を試してきましたが、感想としては

「Apple Silicon Macは焦って買わなくても良い」

という印象です。今お使いのIntel Macが故障や不具合なく使えているのであれば、一通り上から下までApple SiliconのMacが揃うのを待ってからゆっくり選んでも良いと思います。

 YouTubeチャンネル「Appleが大好きなんだよ」では2週間使用してのレビューまとめ動画を上げています。動画ならではの内容もあるのでこの記事と合わせてぜひご覧下さい。

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