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4人の子育て、塾なし家庭学習。英語の学習で「早めに取り入れてよかった!」教材2つ

ベリーブロガー

中学生から保育園児まで、4人の子どもを子育て中です。上の子たちは、中2と小5。二人とも学習塾には通わず、ずっと家庭学習で進めています。

中2の長男は小学校時代、英語が得意ではありませんでした。英語に触れる機会は、小学校での授業のみ。授業で教えてもらうフレーズは分かるし、その基本のフレーズをアレンジすることもできる。けれど、新しい英文を目の前にすると、知っている単語を拾い読みしてなんとか意味をとらえることができるくらい・・・。そんな感覚だったと思います。

1年前、長男が地元の公立中学校に進学するにあたり、引き続き「塾なし家庭学習」を続けることにしました。まず取り組んだのは、苦手意識のあった英語です。

英語学習で早めに取り入れてよかった!と心から思っている教材は、次の2つです。

ひとつは、英単語。

夏休み前までに「中学英単語ターゲット1800」という単語帳を、ひととおり覚えました。

3か月かけて1冊覚えました
3か月かけて1冊覚えました

単語帳は好みに応じて選んでよいと思いますが、この単語帳は無料の音声アプリ(公式)をダウンロードできるのが助かりました。英単語の発音やアクセントをスムーズに確認しながら覚えることができたためです。

そして、もうひとつは、英語長文問題集です。

使ったのは、「英語長文レベル別問題集」の超基礎編と基礎編。どちらも薄い問題集です。この問題集でも公式アプリ(有料)を利用して、何度も音声を確認。「問題を解く」→「音声を確認する」→「音読する」の順で取り組みました。

アプリが便利
アプリが便利

英語長文については、特に、問題を解いた後が大事です。何度も「音声を確認する」→「音読する」を繰り返すことで、英文に慣れ、英語のリズムに馴染み、英語の構造の理解にも役立ちます。英語長文に取り組みながら、結果としてヒアリングの練習もできる。一石二鳥なのです。

英単語と英語長文に早めに取り組んだ成果は、模試の偏差値アップにもつながりました。中1のはじめに受けた模試で50台半ばだった英語。中1の終わりに受けた難関チャレンジ模試では、70台前半まで伸びました。

単語を集中的に覚え、それを使いつつ英語長文に取り組む。早めに取り組んだことで、短期間のうちに「英語が分かる!」につなげることができたと思います。

わが家は塾なし家庭学習をこのまま続けていく予定です。これからも、子どもの様子を見ながら、その時々で適した教材を取り入れ、進めていきたいと思います。

文・写真 ベリー

60平米賃貸マンションで4人の子供を育てるフルタイムワーキングマザー。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。ラクして部屋が整う工夫を考えることが好き。教育費を抑えつつも成績上位を目指して、塾なし家庭学習7年目の日々などを綴っています。

Instagram: berry.kurashi(外部リンク)

ブロガー

共働き&子ども4人、家庭学習9年目。家庭学習の進め方や使っているドリル、都内60㎡賃貸マンションでの6人暮らしで生み出しているラク家事・ラクごはんの工夫など、ブログやInstagramで発信しています。著書:『子供4人 共働き 賃貸60㎡で シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)。

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