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年末年始に「義実家に帰省しない」という選択

ベリーブロガー

保育園児から中学生まで、4人の子どもを子育て中です。毎年、年末年始は義実家で過ごしてきましたが、今回は私と中3の長男は自宅に残ることにしました。長男が高校受験を控えているので、勉強に集中するためです。

わが家は義実家に新幹線で帰省する距離にあり、顔を合わせられるのは年末年始ぐらいです。顔を見せるのが親孝行と思い、正月に帰省するのは当然と思っていたこの10数年でしたが、私が帰省しない年があってもいいのかもしれない、と感じています。

今回で言えば、私と長男は帰省しませんが、子ども(夫)と長男以外の孫3人は帰省しますし、賑やかなお正月になるはず。「正月に帰省しない」と伝えるまでは何だか気持ちが落ち着きませんでしたが、実際伝えてみると、そこまで私が気にするまでのことではなかったようだと感じました。義父母とLINEや電話でやり取りする中で、問題なさそうだということを感じ取れたからです。

お正月は家族にとって大切なイベントです。新年がスタートする大切な節目を、家族みんなで過ごしたほうがいいという考えもあるでしょう。

けれど、その「大切な節目」にこだわる気持ちを緩めて「親孝行する数日間」と発想を変えることができれば、義実家には夫と子どもが帰省し、私自身は普段めったに持てない「完全オフの数日間」を得て、自分の過ごしたいペースで過ごすことができる貴重な期間とすることができます。

義父母はとてもよくしてくれますし、いつも私の好きなように過ごさせてくれます。けれど親世代とは価値観が異なる部分がやはりありますし、年に数日しか一緒に過ごさない義父母にそれを伝えるのも違うような気がします。自宅にいるときとはいろいろルールやペースが違う分、気を遣わないといっても、やはり大なり小なり遣うものです。そして、これはきっと義父母の側もそうなのではと思います。

そう考えると、普段の電話やLINEなどのコミュニケーションは絶やさないけれど、数年に一度は私は義実家に帰省せずに自分の時間を持つ。これからも、そういう年があってもよさそうだと思っています。

ブロガー

共働き&子ども4人、家庭学習9年目。家庭学習の進め方や使っているドリル、都内60㎡賃貸マンションでの6人暮らしで生み出しているラク家事・ラクごはんの工夫など、ブログやInstagramで発信しています。著書:『子供4人 共働き 賃貸60㎡で シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)。

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