【目黒区】武蔵小山「心と体でつながるマルシェ ミチノイチバ」は毎月第3土曜日開催中
蔵小山にある複合ビル「ミチノサキ」では、ご近所同士のをゆるやかにつなぎ、元気にさせるイベントを定期的に開催。主催するのは「ミチノサキ」ビルを設計・建築した「m-SITE-r / 一級建築士事務所」のオーナーとそのスタッフの皆さんです。
2023年1月21日（土）に第1回目となる「心と体でつながるマルシェ ミチノイチバ」が開催され、さっそく足を運んできました。
当日は快晴ながら、北風が強く、肌寒く感じる1日。当日のにぎわいをご紹介していきましょう。
「ミチノサキ」ビル各フロアでさまざまなお店が出店！
「ミチノサキ」1階にはブーランジェリー「Le lieu unique（ル・リュー・ユニーク）」が入っています。「ル・コルドン・ブルー 東京校」の元パン講師だったマニュエル・ロベールシェフがオーナー。こちらではコラボパンを販売していました。
2階・美容室「QUOKKA（クオッカ）」と5階・パーソナルジム「EAGLE BASE（イーグルベース）」はそれぞれ通常営業中です。
3階は（株）m-SITE-r / 1級建築士事務所ですが、イベント時にはアロマとヨガのワークショップを開催。4階は飲食ブースとお花のワークショップ、6階の「＆WINE」では通常営業とともに飲食会場（持ち込み可）として開放されていました。
4階はテラス、キッチン付きのレンタルスペース「PARUTA（ヒカリスタジオ＋カガヤキテラス）」。普段は、貸切の1日バーやお教室、マルシェ、撮影、演奏会などに使用できる場所となっています。
アロマとヨガで心身をケア、まずは3階のワークショップへ潜入
3階は高品質なエッセンシャルオイルと植物性のミネラルを摂り入れたウェルネスライフを提案する「エッセンシャルオイル’s」と、ヨガインストラクター・Ryoko（りょうこ）さんのブース。
「エッセンシャルオイル’s」ではメディカルグレードの精油を使い、ハンド＆ボディに使えるクリームやオイルのワークショップを開催しました。
そしてそのお隣は、Ryoko（りょうこ）さんが講師を務めるヨガのワークショップスペース。
お隣から漂ってくる精油の香りを嗅ぎながらヨガをするなんてかなり贅沢。とてもリラックスできそうですね。
Ryoko（りょうこ）さんは普段、西小山にあるダンススタジオ「STUDIO POLISH」で毎週土曜日に朝ヨガ、武蔵小山にあるヨガスタジオ「Yu Studio」で毎週水曜日、金曜日夜にヨガのレッスンされているそうです。
基本的なヨガのポーズに合わせて深呼吸。自分のペースで進められるので、運動が苦手な方・日常的に体をあまり動かさないという方でも安心して参加できます。
興味のある方はぜひ問合せてみてはいかがでしょうか。
4階・PARUTA（ヒカリスタジオ+カガヤキテラス）へ、飲食関係とお花、雑貨のお店がずらり
まずは寒風が吹きすさぶ4階テラスでスイーツと雑貨のお店をチェック！
Craft&Vintage GEKKOSHA 月光舎
「Craft&Vintage GEKKOSHA 月光舎」は元印刷工場だった自宅1階の駐車場スペースをご自身で改装してオープンさせた雑貨店。2023年で11年目を迎えるそうです。
お店の場所は武蔵小山駅もしくは、西小山駅から徒歩約15分。「月光舎」という名前は、その昔、ミチノサキ周辺の目黒本町一帯に付けられていた今は無き地名「月光町」から引き継いだそうです。
イベントでは暖かそうな衣類やベビー用品、おしゃれなコスメ、日用品などがずらり。店主の森脇さんにおすすめいただき、オーストラリアの「KP ボディムース カカドゥプラム」を購入しました。
泡立てたホイップクリームのように軽く、それでいて肌をしっとり艶やかにしてくれます。全然ベトつかず、髪にも使ってもGoodでこれはリピ買い必至です。
家人は良い香りのする石鹸も購入していました。
KODOMOTONA
なんとも美しいお花のお菓子を販売するのは「KODOMOTONA」。すべてのお菓子が小麦粉・バター・着色料不使用で、あんこや米粉を使用したクッキー生地でつくられています。
お菓子の色はフルーツやお野菜（いちごやビーツ、オレンジ、バタフライピーなど）を使った自然なもの。オイルは太白ごま油を使うなど、体にやさしいお菓子です。
家人が「あんこの椿クッキー」を購入。丁寧につくられた花びらは一つひとつ表情が違っていて素敵です。食べてしまうのがもったいないくらい。
甘さは控えめで中心にナッツが入っていました。いままでに食べたことがないような味わいで、素朴でやさしい味。もっと買って帰ればよかったと後悔・・・。
ポップアップでの出店が中心でしたが、ついに通販もスタート。興味のある方はぜひ公式Instagramをチェックしてみては？
ゆり屋
「ゆり屋」はオーダーのみで和菓子をつくっているお店。イベント当日はお団子入りアツアツのお汁粉と黒蜜・きなこのお団子＆緑茶のセットを販売していました。
ランチの後、おやつにお団子を食べて帰ろうと思っていたのに、すっかり酔っぱらって立ち寄るのを忘れてしまいました。とても残念・・・。
公式Instagramを拝見すると、すごく美しい和菓子の写真がずらり。ぜひ一度、生菓子も食べてみたいです。
ふじこさんのちゃぶ台
まずは滋食研究家の藤きみよさんが主宰する「ふじこさんのちゃぶ台」。今回はお野菜たっぷりの豚汁で参加しました。
豚汁に使われているお味噌は、「ミチノサキ」ビルオーナーの出身地である福井県・米五のみそ「蔵」。
米五のみそは大本山永平寺御用達の老舗味噌店。大本山永平寺の味噌蔵の味を再現した「蔵」は中辛で、じっくりと時間をかけて熟成させているのでコクがあってまろやか、抜群のおいしさでした。
2022年11月まで毎週水曜日、「ミチノサキ」4階で彩り豊か、野菜たっぷりのお弁当を販売してきた藤きみよさん。2023年は新しいプロジェクトが始動するとのこと。
詳細が決まりましたら、またこちらでもご紹介したいと思います。
アフロポテト
そして、今回横浜市港北区大倉山から出店されていたのが持ち帰りグルメマッシュポテト専門店「アフロポテト」。
「アフロポテト」はマルシェなどポップアップに出店することが多めだと店主さん。「ミチノイチバ」で販売されたのは以下の6種類です。
- 豚バラ軟骨のビール煮込
- 鶏とキノコのクリーム
- ボロネーゼチーズ
- ポークキーマカレー
- 鯖の味噌煮チーズ
- キッシュ風オムレツ
普段は「鶏とキノコのクリーム」など、お肉とマッシュポテトを組み合わせたメニューが人気だとか。しかし、私が目をつけたのは「鯖の味噌煮チーズ」のマッシュポテトです。
店主さんにうかがったところ、「ミチノイチバ」では「鯖の味噌煮チーズ」が良く売れているとのこと。「お酒の好きな方が多いということですかね」とおっしゃっていましたが、その通りかもしれません。
その日の夜の晩酌に「鯖の味噌煮チーズ」「キッシュ風オムレツ」をいただきましたが、やさしい味付けでワインが進みました！
「鯖の味噌煮チーズ」があまりにもおいしくて、写真を撮るのも忘れて完食・・・。またぜひ食べたいです。
asa.d（エーエスエードットディー）
「asa.d（エーエスエードットディー）」は西小山駅から徒歩約13分、円融寺通り沿いにあるお花屋さん。目黒の地ビール醸造所である「マイスターブロイ」のご近所にあります。
1本のお花があるだけで心が豊かになる。そんなパワーをもつ花々の美しさや優しさをより多くのお客様と共有できる場所でありたいという想いを込めて、2022年11月にオープンさせました。
イベントでは、スワッグのワークショップを開催。カラフルで可憐な春の花をたくさん用意されており、見ているだけで心が華やぎました。
スワッグはそのまま壁などにかけて飾り、自然にドライフラワーになっていくプロセスが楽しめるそうですよ。
6階「＆WINE（アンドワイン）」では通常営業と飲食会場としても開放
普段は夕方から営業していることが多い「＆WINE」。世界のナチュラルワインと日本ワインを中心に楽しめるカウンター10席程度のワインバーです。
仕事を終えて、自宅に戻る途中にあるので、ふらりと立ち寄って気分をリセット。若い女性1人でも気兼ねなく過ごせるオーナー・塩田さんの気遣いに癒されます。
そして、月に1度「＆WINE」でコラボ営業中のスイーツ店「HAZAMA（ハザマ）」も「ミチノイチバ」に参加。
なみのさんが作るドーナツ（プレーン・チョコレート）、お塩で食べるバスクチーズ、チョコレートと蜜柑のしっとりケーキ、クリームソーダ（イチゴ・カシス・ブルーハワイ）がラインナップされていました。
「HAZAMA（ハザマ）」という店名は、夜と昼の間の「ハザマ」の時間帯に都内各地のバー等を使わせてもらいながらひょこっとオープンしていることから名づけたとのこと。普段は阿佐ヶ谷にあるバーでコラボ営業されています。
もうすっかり取材は終わった気分でスパークリングワイン、オレンジワインとグラスを重ね、すっかり酔っぱらってしまいました。
第2回「ミチノイチバ」は2月28日（土）に開催決定！
ご近所の方、出展者の方、皆さんが活き活きと回遊していた「ミチノイチバ」。1日だけの開催なので、1回目に参加できなかった方、大丈夫です！
これから「ミチノサキ」で毎月第3土曜日に定期開催される予定。次回は2023年2月18日（土）の開催です。
1回目も出店されていた「Craft&Vintage GEKKOSHA 月光舎」「ゆり屋」「KODOMOTONA]「アフロポテト」「ふじ子さんのちゃぶ台」「米五のみそ」、そして飲食会場としてオープンした「＆WINE」。
さらに今回は新しく人工着色料や香料、保存料不使用のお菓子を提供する「Bottega Mimosa」が参加されます。そして「こどもマルシェ」ブースが登場予定。
「小さな絵描さん」たちが、来場者の似顔絵を描いてくれるそうですよ。これは楽しみですね。
大規模なマルシェなどでは、人が多すぎてなかなかゆっくりと過ごせないもの。お散歩ついでにふらりと立ち寄り、気軽に楽しめるほどよいサイズのマルシェ「ミチノイチバ」、皆さんもぜひ足をお運びください。
■取材協力
※イベント出展者の皆さま、取材にご協力いただきありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています。
【会場概要】
ミチノサキ
住所：東京都目黒区目黒本町4-3-14
問合せ先：03-3793-2760
