皆さまこんにちは、ザ・ニセコヒラフライター伊達千歳です。

観光がニセコに戻ってきていますね、今年の冬が楽しみです。

さて、ニセコの歌舞伎町ともいわれる超一等地・比羅夫坂の途中に、一風変わった建築物があるのをご存じでしょうか。

こちら、日本ではとても珍しいコーヒー屋さんだったのです。

【ニセコ】アラビカ ニセコ ヒラフ１８８／京都発のオールカントリーコーヒーチェーン

正確には「%Arabica Niseko Hirafu 188（% ΔRΔBICΔ）」と表記し、「%アラビカニセコヒラフ188」と読みます。

もとは京都発のコーヒーブランド「％Arabica Kyoto（アラビカ京都）」で、何と京都の３店舗以外には、ここ比羅夫坂にしか支店がありません（つまり日本国内に４店舗しかない）。

「％Arabica Kyoto（アラビカ京都）」は、正真正銘、京都発のメイド・イン・ジャパンのコーヒーブランド。

日本国内よりも海外展開を重視していて、２０２２年６月現在、中国６０店舗をはじめ、シンガポール、インドネシア、カンボジアなどアジア諸国、アメリカやフランス、イギリスはもちろん、アラブ首長国連邦やクゥエ―トに至るまで、１１５店舗も進出しているのですから驚きです。

現在も事業をどんどん拡大していく予定で、インドやロシア、ハンガリーにも展開予定があるとのこと。

世界の人々に受け入れられやすいのは、コーヒーの品質の高さはもちろん、世界共通の記号である「％」をブランドのロゴマークとして使用しているからかもしれません。

インパクトがあるし、シンプルでわかりやすいですよね。

京都で大人気のコーヒーブランドだそうです。

もちろんコーヒーはコク深め濃い目の、安定した美味しさ。エスプレッソの苦味と甘くまろやかなミルクのバランスが最高！

「アラビカ京都」は、自社でハワイにコーヒー農園を購入し、豆から栽培して取り扱っているのですから、並大抵のこだわりではありません。

厳選された豆を使って世界最高峰のマシンで淹れたコーヒーは、並んででも飲みたい美味しさです！

ここのコーヒーの美味しさの秘密は、全店舗で「スレイヤー エスプレッソ」という高性能エスプレッソマシンを使用しているから。

これはバリスタひとりひとりが、自身が想像する「最高のコーヒー」を追求できる仕様のマシン。

つまり、世界中で働くバリスタの多様な文化的背景・個性・感性を尊重した、バリスタひとりひとりの異なる味づくりが可能になるというわけで、それが世界各国で人気を誇る理由のひとつとも言えそうです。

あ、比羅夫店のコーヒーテイストは「しっとりこっくり系」だと感じています！

【ニセコ】アラビカ ニセコ ヒラフ１８８／メニュー表はこちら

メニューはドリンクのみで、価格帯は５００～６００円。

ダントツ人気はコクとすっきり感が楽しめるカフェラテだそうで、ホットをオーダーすれば、ラテアートにしてくれます。

京都ラテというのは、練乳が入ってますよ！

【ニセコ】アラビカ ニセコ ヒラフ１８８／コーヒーを通して世界と触れよう

「アラビカ京都」が日本のみならず世界各地で展開し、どの店舗でも人気を誇っている理由のひとつが、出店する場所のロケーションにとことんこだわっていること。納得のニセコですね！

そして海外の方がコーヒー文化が進んでいるため、自国でここのコーヒーに魅了された外国の方々が、冬季スキー客としてニセコに来た時に、「アラビカ京都」をリクエストする声が多かったようです。

世界からの熱いアンコールを一身に受けているコーヒーを飲みながら、「世界のニセコ」の一等地・比羅夫坂を歩いてみませんか？

冬季は、京都本店のバリスタがニセコに来て、コーヒーを淹れてくれるそうですよ。