【ニセコ】ニセコ甘露水/あまくちのお水、かんろかんろ、大甘露!ドライブ中に由緒正しい名水のぜいたくを
みなさまこんにちは、ニセコのお水ライター伊達千歳です。
ニセコ地域は水が綺麗でおいしくて、いくつかの湧水スポットがあります。
本日はそのひとつ、ニセコの南側にある「ニセコ名水・甘露水」を紹介します。
【ニセコ】ニセコ甘露水/天皇陛下のお墨付き!由緒あるあまーいお水
ニセコ甘露泉は、ニセコパノラマライン沿い、ニセコグランドホテルの向かいの「さかもと公園」の中にあり、美味しい湧き水が汲める水スポットです。
場所的に見落とす可能性が高いですが近くに駐車場があり、だいたい先客がいることが多いので、すぐにわかると思います。
土日はもちろん、平日も水汲みに来る人がひっきりなしで、水マニアの方々でいつも賑わってます。
待たずに汲めるのは平日の夜くらい。
こんこん、こんこん……山の中からの湧水が即飲めるとは……なんてぜいたくなのでしょう。
もちろん無料で飲み放題汲み放題。
山の香りに包まれ、湧き出る水音に癒されます。
水なので甘いはずはないのですが、口当たりがまろやかで、雑味のない冷たい天然水はほんのりと甘く感じられます。
湧水量はあまり多くなく、現在は少し小規模になっています。
この地下水は、遠方に見えるニセコ連山の山々から流れ出る天然の融雪水。
静寂に包まれ際立つ鳥の鳴き声が心地よく、豊かな大自然の恵みを実感できます。
ニセコは北海道でも有数の豪雪地帯ですがどんなに積雪があっても、お向かいのニセコグランドホテルさんが雪かきをして、真冬でも水をくめるようにしてくれています。
なお、水汲み用のプラスチック容器は、ニセコグランドホテルの売店でも買えますよ。
昭和29年、ニセコを訪れた昭和天皇皇后両陛下が「甘露である」と、大変喜ばれたという事から名付けられたと言われてます。
「甘露」の意味は、中国古来の伝説で、天子が仁政を施すと天が感じて降らすという甘い露のことです。
【ニセコ】ニセコ甘露水/ニセコのドライブは空のペットボトル必須ですよ
昆布温泉郷の自慢の水ですが、鉄パイプに穴を開けただけの簡単な汲み場なので、汲むのにちょっと時間がかります。
ここのお水の大ファンであるヘヴィリピーターの方々は、車で大きなポリタンクを複数持参してやってきます。
以前は池だまりがあったり蛇口も複数あって、そこで何人かまとめて水汲みができましたが、現在は実質一人ずつしか汲めないので、譲り合いの心を大事にしましょう。
駐車場に車を停めて待っている間、さかもと公園の中を散策して、リラックスリラックス!
ニセコ甘露水
北海道虻田郡ニセコ町ニセコ413(地図はこちら)
※ニセコグランドホテル正面
※駐車場あり
※もちろん無料
※私は普段はそのまま生水で飲んでますが、不安な方は煮沸してください。