【ニセコ】風のバジルマカロン/口の中を爽やかに風がかけ抜ける!スッキリサッパリ香る大人の甘味
みなさまこんにちは、ニセコのマカロンライター伊達千歳です。
以前紹介した菊芋マカロンの第2弾が発売されました!
今回の味は「バジル」。
ニセコの西側に位置する寿都町(すっつちょう)という、漁業を主体とする小さな町の新しい特産品を利用したマカロンです。
【ニセコ】風のバジルマカロン/爽やかに薫るバジルと雪のように柔らかいクッキーのハーモニー
2022年6月に発売された「ニセコマカロン・バジル」という、渋いタイトルを冠する、ニセコの新しいスイーツです。
前回の菊芋マカロンの箱より色黒で、ビターテイスト。
バジルは料理やソースなどの調味料によく利用される、爽やかな香りが特徴のハーブ。
しそ科の独特の苦みのコクを伴った爽やかな香りが食欲をそそり、さまざまな料理の風味付けに使われています。
中身を取り出すと、黒い箱の中からぼうっと浮かび上がるような幻想的なマカロンたち。
この時の高品質感が好きなんです。
ひとくち食べると、クッキーの柔らかさに感動しますよ。
冷凍保存でひんやりしているため、甘い雪を食べているようなさくさくの心地よさ。
そういえばバジルってそもそもスイーツにできるのかな?という不安などノープロブレムの「大人の甘味」です。
今回のキモであるバジルは、ニセコエリアの西に位置する「寿都町」という小さな漁業の町の特産物。
日本海からの強い風が吹く地域で有名で「風のまち・すっつ」として「風」を町のイメージに位置づけ、寿都町のマスコットキャラクターも「風太くん」という体いっぱいに風をうけて髪をなびかせた元気な男の子です。
強風を利用した風力発電がさかんで、海沿いに風車がたくさん建設されています。
そのクリーンエネルギーを活用してハウス栽培されているのが、このマカロンに使われている「風のバジル」。
素敵な名前ですよね。
寿都町は今や海産物や水産加工物以外にも、フレッシュバジルの名産地となりつつあります。
ピザやパスタのお店がたくさんあるニセコエリアと、抜群に相性がいい特産品なのですよ。
流行の最先端に目を付けて取り入れたスイーツが、今回の「ニセコマカロン・バジル」なのです。
寿都町は歴史のある町で、ニセコエリアの住民は、あちらの海産物や水産加工品を深く深く愛しています。
核のごみ問題で少々切ないイメージがあるのですが、風のバジルは、それに静かに異議を唱える無言のモチーフ・シンボルにもなっています。
バジルって人によって少々好みが別れるかもしれませんが、この「風のバジル」は、えぐみや渋みもなく、本当に柔らかで爽やか。
ハーブのクセを爽やかな甘さに仕上げた、見事な味つけ。
風のバジルは水と液体肥料(養液)で植物を育てる水耕栽培によってつくられていて、土を使っていないので力強さより上品さが出るようで、札幌ではマルヤマクラスのマックスバリューでも販売されています。
今や一大勢力となってスイーツ界を席巻している抹茶味とは別カテゴリの「大人の甘味」として、バジル味を多くの人に認知されてほしいです。
【ニセコ】風のバジルマカロン/1個入りケースも販売中!
このマカロンシリーズ、最近1個ずつ単体で購入できるようになりました。
私も以前の菊芋がどんな味だったかな?と思い出したくて、こちらだけ購入。
バジル味の後にこの菊芋をいただくと、あらためて菊芋ちゃんの柔らかな性格?に、思わずじんわりきます。
最初に、試しに食べ比べてみたい方には、ばら売りの方がいいかもですね!
道の駅ニセコビュープラザ
北海道虻田郡ニセコ町元町77番地−10(地図はこちら)
営業時間:8:30~18:00
マルシェゆきだるま(DCMホーマック倶知安店内)
北海道虻田郡倶知安町高砂91−21(地図はこちら)
営業時間:9:30~20:00
ヤフーショッピング「ニセコtopikoマーケット」
こちらからどうぞ!⇒store.shopping.yahoo.co.jp/niseko-topikomarket/