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【ニセコ】ルピシアの自販機ど冷えもん/ニセコ地域のランチの魔のブラックホールタイムを救えるか

伊達千歳地域グルメと観光旅行ライター(札幌市)

みなさまこんにちは、ニセコの自動販売機ライター伊達千歳です。

今年の春から、道の駅ニセコビュープラザに今まで見たことのないモノが出現しました。

それは巨大な冷凍自動販売機で、その名も「ど冷えもん」。

ネーミングセンスがアレレではありますが、コロナ禍による外食産業クライシス真っただ中の救世主として、つい最近の2021年8月に販売されたものです。

私も初めて見た時はびっくりしたので、試しに購入してみました。

【ニセコ】ルピシアの自販機/Ex-Factory前の巨大な食品の自動販売機が出た!

突然3台
突然3台

こちら、道の駅ニセコビュープラザにあるルピシアの出張店「Ex-Factory」。

倉庫を改装したテイクアウト専門店の真ん前に、2022年の春先から巨大な自動販売機が唐突に設置されました。

しかもいきなりオレンジ。

ルピシアのアイスクリーム
ルピシアのアイスクリーム

ものすごく目立つカラーですぐに興味を惹かれ、何だ何だと近づいたらびっくり。

アイスクリームやスコーン、お弁当まで扱っているじゃないですか。

しかも3割引もされています。

お茶専門店のアイスクリーム各種  定価450円 ⇒ 300円

令和の自販機
令和の自販機

おそらく人件費や土地代がかからないための値引きかと思われます。

ルピシアの商品は高品質な分、やっぱりそれなりのお値段がするので、多少の割引は嬉しいところ。

スコーン(ミルクティー)  定価400円 ⇒ 280円
スコーン(大納言あずき)  定価460円 ⇒ 320円

お弁当も売ってます。

Bento革命(各種)  定価950円 ⇒ 850円

少なくとも道央のニセコエリアに限って言えば、自動販売機と言えば缶ジュース、時々コーヒーを注ぐタイプのものを見るくらい。

遠くの観光地でごくまれに、内部でレンジでチンした温かいハンバーガーや、インスタント麺に自動でお湯を注いで暖かいうどん類が出てくるものを見たことがあります。

まあ個人的には衛生的にどうなの?という感想がありましたが、この「ど冷えもん」シリーズは全て冷凍食品を販売しているので、そのあたりの不安も払しょくされています。

【ニセコ】ルピシアの自販機/大納言あずきのスコーンを買ってみました

大納言あずきのスコーン
大納言あずきのスコーン

興味津々で、大納言あずきのスコーン(ど冷えもん価格320円)を購入してみたところ、プラスチックのパックに梱包された、冷え冷えに凍ったスコーンが2つ出てきました。

こちら、ルピシアの本店で購入すると1個230円2個=460円なので、120円もお得。

今のところ電子マネーには対応しておらず、現金のみ。

パックから中身を取り出すと、さらに個包装されたスコーンが出てきました。

けっこう堅めに凍っているので、オーブンやレンジで温めるか、自然解凍を待ちます。

ほくほくが復活
ほくほくが復活

私はレンジでチンしましたが、冷凍で販売していたとは思えない、ほくほくの香ばしいスコーンが復活しました。

常温で販売されている本店の普通のスコーンとなんの遜色もなく、美味しくいただきました。

【ニセコ】ルピシアの自販機/ど冷えもんはニセコのランチタイムの救世主?

道の駅の「Ex-Factory」は午後3時までの営業ですが、この自動販売機は24時間稼働しているので、事業者側にも購入者側にもありがたい存在ですね。

特にニセコエリアの飲食店は、平均して14:30がランチのラストオーダーの刻限となっておりまして、休日の昼間に用事を片付けて外出が遅れると、たちまちランチ難民になってしまうという土地柄。

札幌や小樽から車の日帰り観光客層が多く、ランチタイムが圧縮されるという事情があるので、お店側にとっては効率がいいと言えますが、私のような隙間時間を狙ってお店に転がり込む地元民層としてはごくまれに死活問題に発展します。

倶知安町内でもこの「ど冷えもん」を見るようになったので、コロナが収まった後は、ニセコエリアのランチ難民救済アイテムとして普及してくれることを心から願ってやみません。

道の駅ニセコビュープラザ
北海道虻田郡ニセコ町元町77番地−10(地図はこちら
※24時間営業
※現金のみ


株式会社シークリー公式HP ⇒ frozen-vender.jp/
※「ど冷えもん」の販売代理店

地域グルメと観光旅行ライター(札幌市)

おいしいものと新しいことが大好きなサラリーウーマンです。試され続けている北の大地のお店や人を応援するため、たくさんの話題スポットをご紹介します。

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