みなさまこんにちは、ニセコのＴシャツライター伊達千歳です。

2022年10月1日から、倶知安町ひらふ坂付近の住居表示が変更になります。

長らくのんびりとした場所でしたが、毎年国内外から多くの観光客が訪れる国際リゾートとして繁栄するにつれ、建物の数が年々増加し、住所が複雑になって日常生活に支障をきたすようになりました。

日常の利便性向上と安全・安心な国際リゾート地としての基盤をつくるため、倶知安町はこれまでの地名である「倶知安町山田」から、「倶知安町ニセコひらふ」に住居表示を変更することを決定。

長く親しんだ素朴な呼称が消えていくことを惜しみ、ひらふ坂地区のある夫婦が立ち上がりました。

【ニセコ】トシローズバーの「字山田Ｔシャツ」／ニセコエリアの超有名バー

ここ一帯は、ひらふ坂の上に「山田温泉」という温泉施設があったことから「山田」と呼ばれている地区。

山田温泉は、徳島県からの入植者の一人である「山田邦吉」によって発見されたことに由来しています。

外資系ホテルが次々と参入し続ける現在、何とか残っている日系のホテルのひとつが『湯元ニセコプリンスホテル ひらふ亭』。

このホテルのロビーに入るとすぐ正面に、このように非常に雰囲気のあるエリアが見えます。

こちら『TOSHIRO'S BAR（トシローズバー）』といって、ニセコエリア随一のウイスキー＆カクテルバーです。

数々の媒体で紹介され、最近は銀座や海外にも進出も果たしている、ニセコに来たら一度は寄りたいと誰もが思う、皆の憧れのバーです。

マスターの「トシロー」氏と、奥様である「ヨーコ」女将が２人で切り盛りしています。

このようなゴージャスな空間に慣れていない私は、おそるおそるのへっぴり腰で訪ねて行ったのですが、お2人とも温かく迎えてくださいました。

店内の圧倒的なお酒の数と種類に言葉が出ません。

この非日常の空間で日々を生きるトシローマスターが、「ひらふ亭の宿泊客の方は、ホテルの部屋着で気軽に飲みに来てくれますから」と、構えずに来てくださいねと言ってくれましたことを、ここにお伝えします。

繁忙期はお店の前のロビーでお客さんが順番待ち、という人気もうなずけます。

私も地元民特権をフルに生かし、空いている時間帯に訪問したいと思います。

【ニセコ】トシローズバーの「字山田Ｔシャツ」／10月末まで購入可能、1枚3500円！ありがとう字山田！

ニセコの歌舞伎町と言われるひらふ坂の一等地に建つ、一流ホテルの１階にお店を構えるお2人が、ひらふ地区の住居表示の変更に伴ってオリジナルＴシャツを販売中。

10月1日から消えてしまう「山田」という住所を忘れないための、思い出のメモリアルTシャツです。

実際触ってみるとしっかりした厚手の生地で、ニセコらしく高級感があります。ぺらぺらしていません。

大きめの作りになっていて余裕があり、下に何か着れば半袖でも秋口の今の時期でも問題ありません。

白黒の２色があり、男性には白、女性には黒が人気とのこと。

受注生産かつ限定数量なので、サイズの在庫は直接お問い合わせください。

なお、お店で実物を確認できます。

正面に「字山田（AZA YAMADA）」、左の袖口にシェーカーセット、背中にはお店のロゴがプリントされています。

なんと、全てお店でプリントしているそうです。

ジーニアスなトシローマスターの企画&作成&販売なので、シンプルなのにカッコイイことこの上ありません。

Ｔシャツは8月中旬から販売されており、最近休みの日にニセコエリアを歩いていると、このＴシャツを着ている人たちを見かけることがあります。

何枚あっても困るものではないし丈夫な作りで長く着ることができそうなので、私も記念に白黒１枚ずつ購入しました。

今後、このＴシャツを着ている人と出会った時は、無言で堅い握手を交わすことができると確信しています。

その時の感動は、きっとプライスレス。

【ニセコ】トシローズバーの「字山田Ｔシャツ」／ＡＺＡ　ＹＡＭＡＤＡよ 永遠なれ！

ニセコの一等地でありながら「山田」という平凡な地名がかえってカッコいいな、と思っていたものですが、そのひとつの時代がいよいよ終わります。

ひらふが山田であった時代を知る、そんなコアなニセコを愛する人たちの、「ツウ」であり「粋」を体現する「字山田Ｔシャツ」。

あなたも１枚いかがですか？

10月末までの販売です！