【ニセコ】羊蹄山麓秋弁当(ようていさんろくあきべんとう)2022/秋の味覚を詰め込んだミニ駅弁!
みなさまこんにちは、ニセコのお弁当ライター伊達千歳です。
食欲の秋ですね、グルメは季節感がとっても大事。
今しか出会えないニセコエリアの秋そのものをぎゅぎゅぎゅと詰め込んだ、何ともゴージャスなお弁当がルピシアで販売されています。
こちら、ニセコに来なければ味わうことができないのですよ。
ニセコには駅弁がないのですが、新幹線が来るまではこちらをニセコの駅弁と思って味わってください!
【ニセコ】羊蹄山麓秋弁当(ようていさんろくあきべんとう)/まるでゴージャスな駅弁みたいなお弁当
こちらが噂の羊蹄山麓「秋」弁当。
春夏秋冬、毎シーズンごとに衣替えしてルピシアグルマンで販売されています。
タテヨコ約13センチで、第一印象はコンパクトでかわいらしい見た目。
ところがヨコから見ると、厚い実力があるのがわかります。
かなりの高さというか、厚みがあるのですね。
それもそのはず、このお弁当は2段になっていて、1段が4センチもあり、それが2段重ねになっているので、合計の高さが何と8センチ。
大きなサイコロのようなお弁当です。
包み紙の下には献立表が添えられており、これだけの数のおかずが、この厚いコンパクトお弁当の小宇宙に詰まっているのがわかります。
1の段、2の段に分けられていて、まるでミニおせちのようです。
【ニセコ】羊蹄山麓秋弁当(ようていさんろくあきべんとう)/一の段・山の幸
1の段は野菜とお肉類。
お弁当箱内が4つに仕切られていて、各部屋もれなくのみっちみち感が食欲をそそります。
上下の段の両方にごはんがおにぎり状になって入っているのですが、山の幸の部は「栗おこわ」。
栗がミニおにぎりの具なのか、栗がごはんをまとっているのかが、もはや判別できない栗の存在感。
こちら「キノコ入り豚メンチカツ」。
肉の密度が高かったです……。
さつまいものレモン煮と、鶏モモ肉の桑焼き。
レモン味がしみていてさっぱり爽やか。
桑焼きというのは、肉や野菜を農作業用の鉄板(現在のフライパンみたいなもの)で焼く料理で、もともと鶏肉を使うことが多いです。
昔から、農作業の合間に野鳥を捕まえて、鍬(くわ)の上で焼いたのが始まりで、農業にも強いニセコエリアに似合う料理法です。
【ニセコ】羊蹄山麓秋弁当(ようていさんろくあきべんとう)/二の段・海の幸
ニセコエリアは、漁業の盛んな岩内(いわない)町や寿都(すっつ)町とはご近所さんでお友達。
ですので、新鮮な海の幸にも恵まれています。
二の段のごはんは、帆立入りの五目御飯おにぎり。
小さめの帆立を使っているのですが、目玉のようで愛嬌があります。
ダシが効いていて美味しいです。
最近は高級魚になりつつある日本の心の食の風景、さんまのかば焼きが入っています!
個人的にはこれが一番うれしかったです。
隣のなす田楽のみそ味が好き。
左からすいーとぽてと、小エビとかぼちゃの南蛮漬け。
これがまた鮮やかで、ひとつひとつの食材を、ニセコの風景を想いうかべながら楽しむことができます。
【ニセコ】羊蹄山麓秋弁当(ようていさんろくあきべんとう)/原則手渡しのみ!だからニセコに来てくださいね!
このお弁当シリーズには「春」「夏」「秋」「冬」があり、シーズン毎にニセコに来た時に、それぞれ違う羊蹄山麓弁当を楽しむことができます。
事前予約が必要で、お受け取りはルピシア本店か、ニセコ道の駅ビュープラザにある出張所ルピシアエクスファクトリーのみ。
そして、原則手渡しで地方発送はしていないので、希少性が高いです。
駅弁感覚で、ドライブ中に車内で風景を眺めながら食べるのも良し、周辺のトレッキングコースの休憩タイムにお弁当にするのもよし!
だから、年に最低4回はニセコでこのお弁当をいただきましょうね!