みなさまこんにちは、ニセコのハンバーガーライター伊達千歳です。

もはやニセコにおいてハンバーガーは立派な料理ジャンルのひとつ。

でも、ニセコを訪れた方々の中にも、様々な理由で落ち着けるお店が見つからない、というお悩みを抱えた方は一定数いると思います。

小さいお子さん連れや、家族の一員であるワンちゃんが一緒で、せっかくニセコに遊びに来たのにソウルフルなグルメを落ち着いてゆっくり味わうことができない……。

そんなご家族連れの方々の悩みを解消し、かつ、ニセコらしいハンバーガーをたっぷり味わえるお店を紹介します。

【ニセコ】セブンスターズカフェ／カラフルで配慮の行き届いた店内

こちら、ひらふ坂手前に広がるランチエリア。

そんな一画にあるセブンイレブンの隣に「セブンスターズカフェ」はあります。

このお店は、別の場所に「EZO レンタカー」という名称でレンタル事業も展開していて、しかも「義-YOSHI-」というオーナーの名前が大きく掲げられていて少しわかりづらいですが、こちらが「セブンスターズカフェ」です。ＯＫ？

店内に一歩入ると、個性的なカウンター構えがおなかを空かせたあなたをウェルカム。

付け加えさせていただくと、この地域にしては珍しく16:00まで長時間オープンしているので、ニセコのランチ難民の吸収先でもあります。

イートイン、テイクアウトどちらでもＯＫ。

店内収容人数は20名程度で、晴れの日は屋外テーブルも使用でき、団体の観光客や中学生か高校生のお友達連れが、にぎやかにハンバーガーを頬張っている光景を見かけます。

なお、ワンちゃん同伴で入店可能で、2階にはキッズルームもあります。

お店に向かって左側に10台くらい駐車スペースがあるので、店内が混んでても落ち着いてテイクアウトオーダーできます。

配色センスのいい北欧風味の内装です。

【ニセコ】セブンスターズカフェ／食べるのか食べられるのか？！ 圧倒的迫力のハンバーガーと真剣勝負

早速注文してみました、こちらがＢＬＴバーガー（単品９５０円）。

まずは圧倒的なキャベツ感。

次に目につくのがびろーんとはみ出した厚切りベーコン。

その下に大きくスライスされたトマトとバンズが入っていて、野菜の色と食感をまとめてシャキシャキ楽しみます。

ニセコ産をはじめとした厳選素材をオールラウンドに使用しています。

ハンバーガーの絵が焼かれていて、運ばれてくるときに「あ、出てきた」と、匂いでわかる香ばしさ！

タテの高さがたまりません、まさにハンバーガーのトーテムポール。

こうしてみるとまるでハンバーガーが生きていて何かの生き物のよう。

私が食べるはずなのに、逆に食べられそうな錯覚に陥るメガバーガー。

こちらはスモークサーモンとクリームチーズのバーガー（単品１０００円）。

素材の味を堪能することを優先しているためか全体的に味は薄めですが、ウオーターサーバーの隣にケチャップとマスタードがセットされているので、濃い味が好きなら自由にカスタマイズできるフリースタイル。

パテにしっかり味が付いているので、私はそのままいただきます。

上下のパンのボリュームが大きい理由は、ニセコエリアのソウルフード・じゃがいもが練りこまれているためです。

見てくださいな、このにゅるっとはみ出るサーモンを。

このお店は日本人の切実なニーズに応えてお箸を標準装備していてくれるので、サーモンだけ先にするっといただいてしまいましょう。

そしてすごく美味しいのが、ニセコ産の越冬ジャガイモを使ったポテトです！

越冬ジャガイモとは、低温保存することによってデンプン価を糖に変化させ、しっとりとした甘みを強くさせたもの。

これがまあ、甘いのなんので、こんなやわらかで香ばしいポテト、年に数回味わえるかどうかという逸品。

衝撃の「砂糖不使用」。

ここのポテトは誇張なしにニセコ随一の美味しさです、ぜひぜひご賞味ください！

【ニセコ】セブンスターズカフェ／メニュー一覧表

右上に「マニアの方はポテトとスムージーがおすすめ！」と書いているのですが、それくらいここのポテトは美味しいです。

コーヒー類が充実していて、さらにこの地域では珍しい「スムージー」を各種取り扱っています。

【ニセコ】セブンスターズカフェ／包み紙に大人しく包まれているタマではないハンバーガー

お子様連れやワンちゃんも、全員まとめてウエルカム。

そして16時まで開店しているので、ニセコで時間を忘れて楽しんだ結果うっかりランチを食べ逃した素敵なＹＯＵもウエルカム！

そんなあなたを待っているのは、大人しく包み紙に包まれる気のない、威風堂々たるニセコのハンバーガーでございます！