みなさまこんにちは、ニセコのコーヒーライター伊達千歳です。

職場のデスクにコーヒー。旅のお供にコーヒー。車内でハンドル片手にコーヒー……というくらい私たちの日常にコーヒーは欠かせない飲物ですね。

倶知安駅の駅前通りに「SPROUT（スプラウト）」という、地元の人気コーヒー店があります。

ユニークなアイデアにあふれたコーヒーを楽しみにしているのですが、スノースポーツをはじめとしたアクティビティの情報発信交流ポイントの役割をも担っているカフェです。

このお店が、冬季限定でHANAZONOスキー場に出張店を出しているので、さっそく行ってみました。

【倶知安】スプラウトHANAZONO 308／おいしいコーヒーとパンでもりもり食べてゲレンデにゴー！

HANAZONOのメインステージ・ウインターシーズンがやってきました。

最近暖冬気味ではありますが、豪雪地帯らしく基本的に雪は降るので、ゲレンデは海外からのスキー客で大賑わい。

あちこちで歓声が上がるテンション高いゲレンデを眺めつつ、駐車場すぐ前にあるリゾートセンター「HANAZONO308」に寄ってみましょう。

各種チケットを手配するカウンターのすぐ奥に、「SPROUT（スプラウト）」が入っていて、厳選された高品質のコーヒーや、自家製のパンを提供しているスペースがあります。

休憩中のスキー客でけっこう混んでいました。

スペースは小さめですが、「ニセコでスキーできて嬉しい！」「待ってました全力のニセコが楽しい！」という雰囲気で満ち満ちていて、ハイテンションさが濃厚な空間です。

お客さんは全員海外の方々だったのですが、浮足立つような雰囲気のため、気後れすることなく立ち寄れるのが不思議でした。

ドリンク類の簡単なメニュー表はあるのですが、カウンターにベーグル（６００円）やスコーン（４５０円）、ピザ（７００円）やスープ（１１００円）などが見本として並べられていて、それらを実際に見ながらオーダーするスタイル。

私は「これください」と見本品を持って差し出すと、店員さんに「これは見本です」と明るく笑われました。

こういうざっくばらんさがニセコのいいところ！

コーヒーはレギュラーサイズで５００円、ラージサイズで６００円。

お水にコーラ、お酒類もありますね。

手前の大きな瓶の中にはマシュマロがあります。1個５０円ですって。お子様にどうぞ！

変わっているのは、ドライフルーツとナッツ類がずらりと並べて売られているところ。

一律「１００ｇで７００円」なので、お好みのドライフルーツとナッツを組み合わせ、備え付けのスケールで量り売り。

こんなに多くの種類が並べられていると、選ぶのが楽しくてわくわくします。

ちょうどお腹が空いていたので、ベーグル（６００円）とコーヒー（Ｌサイズ６００円）を購入しました。

ベーグルはアルミで包まれていて、まるでおにぎりのよう。HANAZONO仕様のおにぎり的な解釈でよろしいでしょうか。

持ってみてわかるのですが、ゲレンデで滑って冷えた手足に嬉しい、あっつあつのホッカホカ。

そして何やら堅くて重かった。

ベーグルの具は厚切りチーズとポテトで、これらが非常に高密度のベーグルに包まれています。

ニセコ町内のパン屋さんの自家製ベーグルを「SPROUT（スプラウト）」さんがHANAZONOで提供しているのですが、このパンがとてもおいしい。

舌先で小麦の甘さを感じるようなパンでした。ひとつで十分お腹いっぱいになります。

「SPROUT（スプラウト）」さんのひときわのこだわりをもって作られているコーヒーも、もちろん美味で、数年ぶりに沸き立つニセコのゲレンデ空間によくマッチしています。

様々な取組を行っているお店ですが、今回はHANAZONOにチャレンジしている「SPROUT（スプラウト）」さんを応援しています。