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【倶知安町】倶知安神社(屯宮)のどんど焼き/今年も五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を祈願しよう

伊達千歳地域グルメと観光旅行ライター(札幌市)

みなさまこんにちは、ニセコの神社ライター伊達千歳です。

毎年1月15日は小正月にあたり、お正月にまつわるいろいろを始末する行事が行われます。

お札やお守り、破魔矢やしめ縄飾りなど、1年の縁起物を持ち寄って燃やす「どんど焼き」もそのひとつ。

倶知安町においては、倶知安神社の屯宮(とんぐう)で「どんど焼き」が行われます。

どんど焼きとは、松の内まで飾っていた松飾りやしめ縄、1年間家の中を守ってくれたお札やお守りなどを、神社や地域の広場・畑などに持ち寄って燃やすお焚き上げのこと。

倶知安町においては倶知安神社ではなく、その出先機関(境外末社)である屯宮において毎年行われています。

倶知安神社頓宮  虻田郡倶知安町南1条東2丁目(地図はこちら

すでに混雑
すでに混雑

どんど焼きは午前11時スタート。

もう町中から人が集まってきます。

午前中に行ってみたのですが、境内の入り口付近には、このようにすでに縁起物が山積みになっています。

係の人が注意を呼び掛けていますが、ビニール袋からは取り出した上で、1年間お世話になったお札やしめ縄など納めましょう。

暖かいです
暖かいです

縁起物を燃やして、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を願います。

どんど焼きは地方によっていろいろな呼び方があり、東北は「どんと」、関西は「とんど」と微妙に呼び方が違いますが、倶知安町では「どん焼き」と言います。

長蛇の列
長蛇の列

俱知安町は豪雪地帯のため、元旦~3が日の天候が悪い場合は初詣に行かない人も多く、このどんど焼きの日にお参りをする人も多いです。

入れ物はご持参ください
入れ物はご持参ください

いつもは混雑を避けていたのであまり見かける機会がなかったのですが、お清めされたお米とお塩を持ち帰ることができます。

別の場所ではニセコ地域の日本酒業界のドン・ニセコ酒造さんが甘酒を無料でふるまってくれていました。

この日に社務所で各種お守りやお札、破魔矢を購入できます。

お札は「神札頒布料(初穂料)」という名目で、三枚セットで2700円。

①伊勢神宮内宮の神札(1000円)
②倶知安神社神札(1200円)
③歳神札(500円)

最近、ちょっと値上がりしたようです。

たくさんのご近所さんが集まって何かするという機会が減ってきている今、どんど焼きのようなご近所さんとの交流の場は非常に貴重ですね。

ニセコ地域の皆様が、今年も元気で幸せで、笑顔あふれる年になりますように。

倶知安神社 どんど焼き
場所:虻田郡倶知安町南1条東2丁目(地図はこちら
日時:毎年1月15日 11:00~1500頃

地域グルメと観光旅行ライター(札幌市)

おいしいものと新しいことが大好きなサラリーウーマンです。コロナで試され続けている北の大地のお店や人を応援するため、たくさんの話題スポットをご紹介します。

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