みなさまこんにちは、ニセコのハンバーガーライター伊達千歳です。

連日ひらふのキッチンカーのお店紹介になっておりますが、ウインターシーズンしかニセコに来ないお店が多いため、ほぼ連日ひらふエリアに突撃しております。

夏はいない、しかし冬は確実に会えるお店が多いので、待ちに待つこと9ヶ月。

本日は、数年前から気になっていたお店を紹介します。

【倶知安】ウルフバーガーズ ニセコヒラフ／シンガポールから発射されてきた上質ハンバーガー

ニセコエリアで、赤いメタリックデザインのオオカミが描かれたフードトラックを見たことありませんか？

非常に目立つので、数年前からすごく気になっていました。

こちら、「ウルフバーガーズ（WOLF Burgers）」という名前のハンバーガー屋さんで、なんとシンガポールからの出店です。

「ウルフバーガーズ（WOLF Burgers）」はシンガポールのローカルブランドのハンバーガー屋さんで、ウインターシーズンのひらふエリアには、日本人に業務委託の形で出店しているとのこと。

この日は天候が悪く、周囲のお店はほぼお休みでしたが、ウルフバーガーズさんは開店していました。

私もシンガポールに海外旅行に行ったことがありますが、明るいスタッフさんの接客に、寒いひらふにおいて人種のるつぼの暑い国を思い出します。

スタッフさんの対応がすっごくフレンドリーでした。

さっそく看板商品の「ウルフバーガー（１３００円）」をオーダー。

ちょっとお高めですが、物価が高い国ランキングで常にベストテン入りしているシンガポールの実価格とあまり大差ありません。

お店に近づいた時から気づいたのですが、香りがすごくいい。

マヨネーズか何かのソースかわかりませんが、調味料をいい感じに加熱して焦がしたような、何とも言えないいい匂いがするんですよね。

ビーフパテがボリューミー、しっかり火が通ってるのに肉が柔らかく、肉汁と脂がギラギラしたたるじゅーじゅージューシー、ここのバーガーはとても好みでした。

少し赤身が残るような絶妙な焼き方をしているので、レア風味が好きな方にはこのハンバーガーはお勧めできます。

こちらは天ぷらフィッシュバーガーで、ラージでヒュージな白身魚のフライを２本、豪快に挟んだ商品。

白身魚のフライがほっくほく！

もう手で持って食べられるサイズではないので、やはりお箸の登場です。

バンズは縁をカリッとうまく焦がしていて、この部分が食べる時に歯ごたえとコゲ味となって口の中に広がり、とても美味しいです。

ハンバーガーの味は相対的に濃い目です。

このお店のハンバーガーの美味しさは、どうもソースの味付け（スパイス）に秘密があるようですが、それ以上は企業秘密であるため教えてもらえませんでした(笑)。

【倶知安】ウルフバーガーズ ニセコヒラフ／メニュー一覧表

メニューは次のとおり。

シンガポールでは「マッシュルームバーガー」が人気のようです。

オーダーした時に整理券として黄色の伝票を渡されますので、ちょっと寒いですが気楽に待ちましょう。

【倶知安】ウルフバーガーズ ニセコヒラフ／雪の中で際立つフレンドリー

赤と黒のビビッドな色の組み合わせが、特に欧米系の方々の目を引くようで、人手不足でワンオペでお店を回しているスタッフさんは大忙し。

何個かオーダーをとっては一度扉を閉めて調理に専念し、できた商品を渡した先から次々に舞い込むオーダー。

ちょっと近寄りがたいカラーのフードトラックでしたが、思い切ってお近づきになると、ハンバーガーはおいしいしスタッフさんは優しいし、とても魅力的なお店です。

雪が降って寒ければ寒いほど、スタッフさんのフレンドリーさとハンバーガのじゅるじゅるの肉汁が際立ちます！