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【ニセコ】ラウンジ 久糲和(くれお)/森の隠れ家ホテルで和食ランチ!静寂上手の洗練レストラン

伊達千歳地域グルメと観光旅行ライター(札幌市)

みなさまこんにちは、ニセコの和食ライター伊達千歳です。

一昔前は田舎料理や地方らしいB級グルメがたくさんありましたが、今やカタカナ料理祭り状態のニセコエリア。

たまには和食がいいな、白いごはんが恋しい、できればプチリッチな雰囲気で、ついでに温泉もあれば言うことなし!

という、欲望がどんどん大きくなっていくあなたに、そのすべてを吸収してくれるホテルの贅沢ランチをご紹介します。

【ニセコ】ラウンジ 久糲和(くれお)/高級ホテルのレストラン

ホテル入り口
ホテル入り口

こちらは蘭越町との国境ギリギリの森の中にある「ニセコ昆布温泉ホテル甘露の森」という高級ホテル。

レッドなエントランスが何とも落ち着きのあって、全体が森閑とした雰囲気。

普通は「宿泊客以外お断り」オーラが漂っていそうなものですが、ランチタイムは日帰り客も立ち寄りオッケー、ニセコのホテルはけっこう懐が深いのです。

キレイなレストランです
キレイなレストランです

こちらはホテル内にある「ラウンジ 久糲和(くれお)」というレストラン。

ホテル内にはレストランが2か所ありますが、こちらのレストランでランチ営業をしています。

靴を脱いで座ります
靴を脱いで座ります

2種類の席があって、こちらが外の景色を眺めながらランチできるタイプで、デート向きと言えます。

10席くらいあり、サマーシーズンはだいたい満席です。

一面が冬の風景
一面が冬の風景

ホテルの周りは深い森で囲まれているので、何とも人里離れた感のある静けさ。

こういうパノラマを眺めながらランチできるので、ぜいたくですね~。

ニセコの自然を目いっぱい感じ、自分の心の声がBGM。

ウインターシーズンは札幌圏からの観光客はここまで来ることは少ないので、ゆっくりできます。

テーブル席
テーブル席

通常のテーブル席もあり、家族向き。

全体が柔らかい赤を基調としていて、適度な緊張感があって格調高い。

日帰り温泉があるのでちょくちょく来るのですが、最初の頃はなかなかこのレストランに入れなかったです、近寄りがたくて。

それくらい雰囲気の良いレストランです。

【ニセコ】ラウンジ 久糲和(くれお)/洗練された和のランチ

甘露田舎御膳
甘露田舎御膳

季節によってメニューが変わるのですが、現在のランチメニューは「甘露田舎蕎麦(935円)」と「甘露田舎御膳(1485円)」の2つからセレクト。

腹ペコだった私は田舎御膳をオーダー。

単品でも注文できますが、「ホテル甘露の森」は日帰り温泉とランチがセットになった「温泉パック」メニューがあるので、そちらの方がお得ですよ。

ほくほくじゃがいもコロッケ
ほくほくじゃがいもコロッケ

豪華な定食セットが出てきて、ウッキウキです。

内容はニセコのお米で炊いたごはん、肉じゃがコロッケ、芋だんご汁、よせ豆腐、フキの煮物に野菜サラダとお漬物。

ホテルの定食って洗練されていて、ぱっと見が美しいですね。

ニセコエリアのソウルフード・じゃがいものコロッケは、ほぼ純度100%のほくほくで甘めのじゃがいもでした。

我らニセコエリアの住民は、じゃがいも食べるだけで心が満足。

芋だんご汁
芋だんご汁

この芋だんご汁はですね、芋だんごも良かったけれど、濃い目の醤油味の汁がとてもとて美味しかったです。

野菜が煮すぎでくたっとしていなくてシャキシャキ。

こういう落ち着いた和の味、久しぶりです。

よせ豆腐
よせ豆腐

このよせ豆腐は、甘露の森ブランドの「甘露豆富(かんろどうふ)」。

倶知安町の有名豆腐店「佐々木豆腐店」が商品開発したもので、ホテル内の売店で購入できます。

すり鉢に入っていて、ほんのり生姜で味付け、豪快に贅沢に鰹節をざっぱざっぱ使っているとなったら、美味しくないはずがありません。

もっと食べたかった……。

【ニセコ】ラウンジ 久糲和(くれお)/ランチパックメニュー

温泉とランチがセットになった「ランチパック」がオススメです。

甘露蕎麦   …1500円 (単品  935円)
甘露田舎御膳 …2000円 (単品 1485円)

このパックを利用する時は、ホテルを入ってすぐ右手にあるフロントカウンターで先払いします。

どちらかのメニューを選ぶと立派な食券を渡してくれます。

温泉を先にするかランチを先にするかはどちらでも自由ですが、レストランのラストオーダーは13:30なので、気を付けてください。

日帰り温泉のみの料金は大人一人1000円なので、ランチパックの方が断然お得。

ドリンク類が充実しています。

羊蹄山麓ビール(税込990円)
ニセコクラフトジンソーダ(税込715円)
甘露水サワー(税込605円)
甘露の森自家製炭酸水(税込330円)

などなど、地元の名産ドリンクがオールスタープロジェクトしているので、お風呂上がりの一杯をぜひこちらで。

【ニセコ】ラウンジ 久糲和(くれお)/地元民のぜいたくな悩み

本当は宿泊して、ディナーやモーニングも味わってみたいのですが、地元民なのでランチしかご縁がないのがささやかな悩みです。

夏は混雑していてなかなかレストランに入れなかったのですが、冬になると意外に空くタイミングが出てくる場所があります。

ちょっとハイテンションなニセコの冬ですが、一息入れたくなったらこういった高級レストランのランチをいかがでしょう?

もちろん温泉も素晴らしいですよ!

ラウンジ 久糲和(くれお)
住  所:北海道虻田郡ニセコ町ニセコ415番地(地図はこちら
     ※ニセコ昆布温泉 ホテル甘露の森
営業時間 :11:30~14:00(ラストオーダー13:30)
※駐車場あり
※クレジットカード可

地域グルメと観光旅行ライター(札幌市)

おいしいものと新しいことが大好きなサラリーウーマンです。試され続けている北の大地のお店や人を応援するため、たくさんの話題スポットをご紹介します。

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