みなさまこんにちは、ニセコのハンバーガーライター伊達千歳です。

ニセコエリアのひらふ地区は不思議がいっぱい。

夏は誰もいない閑散とした建物なのに、冬になるとお客さんがいっぱい、満員御礼で飲めや歌えやのお祭り騒ぎ。

冬だけ活気づいて、夏にひらふに来ても何の空き家なのかわからない……そんな不思議な建物がひらふエリアにはあちこちにあります。

本日は、「冬になったら必ず行ってみよう」と思っていた冬季限定のお店の様子をレポートします。

【倶知安町】ステーキ&バーガー 魂 （TAMASHII）／海外からの観光客御用達のお店

こちら、「ステーキ&バーガー 魂 （たましい）」というお店。

ひらふエリアを車で通ったことのある方なら、おそらく一度は視界に入ったことがあるはずのレストラン。

そうですこの建物は、ペンションじゃなくてレストランだったのです。

特にここ数年はコロナのため、開店休業状態が長く続いていたのですが、今年は無事に開店し、大繁盛している様子です。

ここ数カ月ひらふエリアをうろうろしております私も、このお店に日本人が入るのを見たことは１度しかありません。

お客さんは９９％くらい外国の方。

地元の食材にこだわったステーキとバーガーが楽しめて、アクセスも良く、スキー客にたいへん愛されています。

ビリヤード台やダーツもあり、天井にはミラーボールまであります。

ひらふのスキー客の人数は、天候によって大きく左右されます。

ランチタイムを少し過ぎた時間に入店したのですが、上の写真はまだ空いている方で、パウダースノーがざんざん降る大雪の日こそオールハッピー、終日満員御礼。

ディナータイムはバーとして、ゆったりお酒と音楽が楽しめるお店にクラスチェンジ。

とにかくお酒類が充実しているので、銘柄に細かくこだわらなければ、飲みたいお酒はだいたい出てきます。

店内は、アットホームというよりゆったりと気だるい雰囲気で、スキーやスノーボードを楽しんだ後の疲れを味わうための空間。

わいわいおしゃべりに花を咲かせているグループ、平日の昼下がりからお酒をがぶ飲みしているペアもいて（テーブルの上のジョッキの数が2ケタ）、ニセコの楽しみ方は人それぞれ。

スタッフの方々も親切で気さくなので、初めて訪れる方でもリラックスして食事を楽しめます。

日本人は私一人でしたが、他のお客さんもスタッフさんも適当に放っておいてくれるので（いい意味で干渉しない感じ）、気にしなくていいと思います。

【倶知安町】ステーキ&バーガー 魂 （TAMASHII）／やっぱり大きいハンバーガー（お箸必須）

お店の入り口に大きくハンバーガーメニューが掲示されていたので、オススメに従ってＡＢＣバーガー（１５００円）をオーダー。

「ＡＢＣバーガー」とは、アボカド・ベーコン・チーズがトッピングされたハンバーガーのことで、多くのハンバーガー店で人気のメニュー。

北海道産の牛肉を使用した、ジューシーなバーガー。

パンは、トーストしたバンズで、焼き目がついているのが特徴。

その上に、トロトロのアボカド、ジューシーなベーコン、そしてチーズがトッピングされ、贅沢な味わいを楽しめます。

受け渡し口で調味料やカトラリー類をチョイス&カスタマイズでき、自分好みの味付けが可能です。その中に割りばしも置いてあって大助かり。

厚みのあるパティに、自家製の特製ソースやトッピングを組み合わせた、食べごだえ抜群のバーガーは、大満足の味わいです。

クリーミーな味わいと滑らかな食感のアボガド、香ばしさとコクがあるベーコンは、一緒に食べると口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。チーズが加わることで、より濃厚な味わいになり、とても美味しいです。

車を運転するので、一緒にお酒をオーダーできないのが心残り。

おもなハンバーガーメニューは以下のとおり。

店内カウンターでもっと細かいメニュー表があり、他の席を見ていたらポテトやオニオンリング、ギョーザ、えだまめ、ザンギなどをオーダーしているお客さんがいました。

【倶知安町】ステーキ&バーガー 魂 （TAMASHII）／外国のようなお店

やはり人手不足が影響しているのかランチタイムに限って言えば、厨房がちょっと大変そうだった様子が見て取れました。

このお店はスキーの町のパーティーバーで、スキー客同士がお酒と音楽で楽しみながら交流し、ゲレンデの情報を交換しあい、ともに素敵な時間をすごすのに最適な場所。

私もできればスキーで疲れた体で立ち寄り、お酒を思い切り楽しみたいと思いました。

世界中からお客様が集まる、ニセコひらふの人気店です。