みなさまこんにちは、ニセコのおにぎりライター伊達千歳です。

気が付けばもう2月末、ウインターシーズンも終盤にかかってきました。

ひと冬かけてひらふエリアを回っていますが、世界中のグルメをまんべんなく取りこぼしなく取り扱っていることに気づきます。

その全てのグルメが、高級レストランからキッチンカーに至るまで超ハイレベル。

ニセコに来るお客さんは、本当にラッキーだと思います。

【倶知安町】韓国おにぎり「ハサム」／びっくり大ボリュームの四角いおにぎりサンドイッチ

今日も今日とてひらふ坂。

ウインターシーズンは１２月からですが、すでに３か月も経過してくると、キッチンカーがいい感じに雪になじみ、埋もれこなれてきます。

ひらふ常連客としては、頼もしいことこの上ないです。

本日は、以前から目をつけていた韓国料理のキッチンカーを訪問。

太巻きのお店かな？と思ったのですがちょっと違うようです。

いざ購入してみると、このようにかなり重量感のある四角いおにぎりが出てきました。

お店の人に聞いたら「ハサム」とは、韓国風のおにぎりとのこと。

日本のおにぎりを食パンのように平たくした料理のようです。

おにぎりとサンドイッチの良いところを取り入れ、食べやすく、持ち運びがしやすい点が特徴。

以前に流行した「おにぎらず」によく似ていると思います。

今はすっかり見る機会も少なくなってしまいましたが「１００％手作り」のおにぎりです。

昔は人の手でぎゅぎゅっと握って、このようにサランラップやアルミホイルで包んでいましたよね。

人のぬくもりが伝わってきて、懐かしくなります。

人気メニューのひとつ「明太子（１０００円）」をチョイス。

一応明太子なのですが、もちろん明太子が入っているのですが、その他に分厚い玉子焼きと知床ザンギが２つも具の中に入っているという、たっぷりのサービス精神。

ほんとこれ、スキー客用の特攻おにぎりです。

このハサム、翌日のお昼ごはんにしたのですが、他のおかずがお腹に入りませんでした(笑)。

さらに加えて知床ザンギという極上のエネルギー補給用メニューも扱っていたので購入、５個入で１０００円。

その場で揚げてくれるので、できたてカリカリあっつあつ。

表面の脂がまだぷちぷちと音を立てていました。

しっかりとした肉質と深い味わい。

じっくりと揚げることで、外はカリッと中はジューシーな食感です。

疲れると揚げ物がむしょうに食べたくなるんですよねー。

【倶知安町】韓国おにぎり「ハサム」／メニュー一覧

バラエティーに富んだメニューはこちら。

厚焼き卵とザンギ２個が基本形（８００円）で、その他に各種具材をハサムするスタイル。

お店の人は普通の日本人であるためか、和風の具材が目立ちます。

知床ザンギメニューはこちら。

そういえばザンギやから揚げ系を扱っているフードトラックって見かけないので、意外と穴場かもしれません。

とにかくここのハサムとザンギを食べてしまったら、ゲレンデをあと１０周くらい回らないと消費できないレベルの大容量エネルギーを確保できること請け合います。

【倶知安町】韓国おにぎり「ハサム」／おいしかった……お腹いっぱい……

このハサムのお店は札幌からの参戦で、いつもこのおにぎりを扱っているわけではないそうです。

その時々、臨機応変に、場所や季節、お客さんの傾向にあわせて提供する料理を決めているとのこと。

この珍しい四角いおにぎりが近くにあるのは、あとわずかの期間ですよ！