【仙台市】秋保の里に浮かぶ紅葉のライトアップ。漆黒の水鏡に映る鮮やかな逆さもみじに言葉を失う
こんばんは、仙台地域クリエイターのドジボです。
今日は仙台市太白区秋保町まで夜にお出かけ。庭園の紅葉がライトアップされている「秋保ナイトミュージアム」を目指して。
庭園内はもうきれいに紅葉していますが、これから色づく緑の葉っぱもまだありました。見ごろについては現地へお問い合わせください。ちなみに期間は11/23日(木・祝)まで。
秋保町の天守閣自然公園。その中にある小屋館跡庭園が会場です。秋保温泉街から西へ車を走らせると程なく駐車場が見えてきます。
キャンプ場や木の家と同じ駐車場。今日は平日なので空いていますが、土日祝は混むそうです。車を停めて向かいの小屋館跡庭園へ。
入る前からもう紅葉がいい感じ。和の門構えと合いますねぇ。門をくぐり、これまた雰囲気のある通路を進むと、突き当たりに市太郎の湯という日帰り温泉の受付があります。そこがナイトミュージアムの受付です。
秋保ナイトミュージアム
時間 17:00~21:00(入場20:30まで)
平日 大人1000円 小人500円
土日祝 大人1500円 小人500円
昼の庭園
時間 10:00~16:00
大人500円 小人200円
市太郎の湯
時間 10:00~17:00
大人800円
中学生730円
こども(4才~小学生)400円
幼児(1~3才)200円
詳しくはホームページで。
お金を払っていざ中へ。
おお!闇の中に浮かぶ紅葉。入った瞬間から圧倒されます。
この庭園は、源兵衛森という秋保石で出来ている山の一部が崩落して、秋保石が裾野に転がった状態をそのまま利用して造られたとのこと。
確かに崖下には、でっかい石……と言うか岩がゴロゴロ転がっていて迫力満点。石を覆うようにもみじの枝が広がっています。
コースは周回の一周コース。約40分かかるとても広い庭園です。約20分の半周コースもありますが一周コースがお勧め。
私はもちろん一周コースを。料金分の元を取らなくっちゃ。と言うのは冗談で、せっかくの綺麗な紅葉を余す所なく観たいから。
道には灯篭が並んでいて歩くルートを示しています。それでも暗いので足元には注意してね。
所々に池があって、光る紅葉を鮮やかに水面に映しています。
ほんっとに綺麗に映し出している。漆黒の水鏡に浮かび上がる鮮やかなもみじ。言葉を失くして、しばし佇んでしまいます。よくぞ日本に生まれけり。
緑のもみじもまた輝いていて綺麗。
ししおどしの音が時折コーンと響き、余韻を残して暗闇に溶けていきます。う~ん、これが侘び寂びの世界か。やっぱり、よくぞ日本に生まれけり。
杉林は青いライトで幻想的に浮かび上がってます。怖いぐらいに綺麗。この演出がお見事。
本格的なカメラで撮影してる人もいればスマホで撮っている人もいます。私もこれらの写真はiphoneで撮ってるんだけど、なかなか思ったように魅力を表せなくてもどかしい。でもま、写真は記録として残して、この感動は目と心に焼き付けておきましょう。
真っ赤っか~。
歩いていたらちょっと寒くなってきました。夜になると急激に冷えるので、みなさんも厚着して来たほうがいいですよ。コースの折り返し付近に休み処があったので一休み。
あったかい甘酒(300円)を飲みます。甘酒って、酒という名が付いてるけどアルコールは入ってないので運転する人でも大丈夫。
あちこちに池があり紅葉を映し出し、上下一対の幻想的な風景を造り上げてます。
自然の木々の他に、面白い手作りアートも。湯元保育所の園児たちが石拾いからして作った「まほうの石」。光ってます。
また湯元児童館で子供たちが作った「光るきのこ」などもありました。探してみてね。秋保ナイトミュージアム、地元の人達と一緒に盛り上げているんですね。
さてさて、コースも終盤。
ゆっくり歩いたので1時間以上楽しめました。市太郎の湯まで戻って来てゴールです。
仙台は間もなく冬を迎えます。短い期間だけど色鮮やかな秋を、秋保ナイトミュージアムでたっぷり楽しんでみませんか。