こんにちは、グロ子です。

果樹苗や花苗をどこで買ってますか？
果樹や多年草の花は奥が深く、栽培を続けるうちにホームセンターの苗ではもの足りなくなります。
ネットで調べて特定の品種が欲しくなるんですよね。
私はそんな時、ナーセリー（果樹や苗の生産農場）のオンラインショップで購入しています。

園芸店では園芸シーズンに一般受けする品種の苗を仕入れるのが普通です。
でも直売のナーセリーなら自分の所で苗を生産しているので、園芸シーズンでなくても在庫があります。
そしてマニアが集まってくるので珍しい品種も育てている。
ブルーベリーやクリスマスローズの人気品種は、ナーセリーのオンラインショップ以外では手に入らないと思います。

果樹の希少品種を手に入れるには？

ブルーベリーの人気品種を購入しようとネットで販売開始時間にスタンバイし、タッチの差で買い損ねた経験ありませんか？

果樹は休眠期か定植適期です。
例えば休眠期が11月から４月なら、秋に購入するのは激戦となり、品種を迷っている間売り切れてしまったなんてこともあります。

そんなときはどうすればいいのか。
ナーセリーのオンラインショップなら間隔は空きますが、一度売り切れてしまっても、その後定植適期なら販売は続いているんです。

ナーセリーは企業相手に大量に苗を納入しており、素人の園芸愛好家がメインの販売先ではありません。
在庫調整も複雑で、売り切れていた果樹苗が再びオンラインショップに出てくることも多い。
根気よくオンラインショップをチェックしていれば、売り切れていた苗が意外とポツポツ再販されています。

樹木は強いので、休眠期であれば秋でなくても定植が可能です。
厳寒期に定植したなら、腐葉土や敷き藁で寒さから守ってやりましょう。

これは年明けに私が購入したブラックベリーの苗

葉っぱなくてもそれは休眠期だからなので心配する必要はありません。

根っこはとてもよい状態でした。

ここだけの話、ホームセンターの果樹苗は品種の表記がいい加減だったり、充分発根されてないものがあります。
ナーセリーは全般的に果樹でも多年草でも品質が高いのです。

花苗を厳寒期に購入したら？

厳寒期の花苗ナーセリーのオンラインショップにも、普段は手に入らない希少品種の花苗が登場します。
定植適期ではなくても、冬に花苗が販売されることはめずらしくありません。

花苗を買うとすぐに定植したり、大きな鉢に植え直さないといけないと思い込んでいませんか？
葉や根が展開しない寒い時期なら、あわてる必要はないのです。
とにかく購入できるときにしておくことが大事。
家に届いた後は枯れる温度になる場所を避け、ポット苗のまま春まで水やりだけしておきましょう。

秋に売り切れていた花苗が買えました！

この状態でメネデール水溶液を与え、少し暖かくなるまで待ちます。

ナーセリーはプロの世界

ナーセリーのオンラインショップを利用したことのある人ならご存じでしょうが、登録品種を購入するにおいての誓約書を書く場合があります。
時間と手間をかけて作り出された植物を、増やして転売されるのを防ぐための誓約書です。
こういうところも「プロっぽい！」という実感があって私は大好きです。

見たこともないような果樹や花がいっぱい。
そして品質は最高。
ナーセリーのオンラインショップを、一度覗いてみてくださいね。
オンラインショップに対応していないナーセリーでも、カタログ販売ならやっている場合もあります。
勇気を出して問い合わせてみることが大切です。