先日、「【四條畷市】他市との境目はどこ？　写真に赤線引いてみた＜四条畷駅付近〜飯盛山＞」の写真撮りのため、四條畷神社近辺に行った帰りのこと。神社の入り口近くに、何に使われるのかわからない奇妙な石柱を発見しました。

　上の方には直径10数センチ程度の穴があります。一体、どのようにして使われていたのでしょうか。何かを通す穴なのか、それとも穴の中に何かを置いたのか。

　神社側に回り込んでのぞいてみましたが、自動車や市街地が見えるだけで何もわかりません。

　石柱のすぐ近くには、濃茶色の大きな石があります。この石の上は、四角い形に削られています。何かの台だったのでしょうか。

　四條畷神社に聞いたところ、石柱の正体は「昔使われていた簡易的な灯ろう」でした。穴の中にロウソクを立て、街灯がわりに夜な夜な使われていたらしく、神社によると「穴の両側には、紙か何かをつけて風よけにしていたのではないか」とのこと。使われていた時期は不明ですが、「少なくとも戦前に使われていたのは間違いない」と教えてくれました。

　ただ、石柱の前の石については、何に使われていたのか分からないそうです。

　ともあれ、謎が解けて、すっきりしました。

四條畷神社
所在地：大阪府四條畷市南野2-18-1
最寄り駅：JR四条畷駅から徒歩15分