7月23日放映のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、岡田准一さんが演じる織田信長が本能寺の変において自刃に追い込まれました。次週は、その報を受けた松本潤さんが演じる徳川家康一行が、三河へ帰る「伊賀越え」が描かれます。

　その「伊賀越え」の途中で、交野市の星田妙見宮付近に家康がひそんだとされる「家康ひそみのやぶ」があると知り、七夕祭の折に見に行ってみました。

　現場は小学校の敷地内にあるため外からは入れませんが、金網越しに見える竹やぶはうっそうと茂っており、なるほど、ここならば身を潜めるのにふさわしいかもしれませんね。

　現地に立てられていた看板には、「（三河に帰ることにした）その日の深夜家康は、この竹やぶにひそみ、村の長の平井氏に連絡して、山城方面に出るため、道に精通する農民を道案内人として出すよう依頼した」と書かれてあります。道先案内人の要請のためにひそんでいたというわけですね。

　看板の説明書きによると、平井氏側はこれを受けて、信用のおける農民2人を選び出して、無事に道案内人としての大役を果たさせたと言われているそうです。

　「どうする家康」で、「伊賀越え」がどういう描き方がなされるのか、楽しみです。

【関連情報】
星田妙見宮
所在地：大阪府交野市星田9-60-1