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【大阪市・東梅田】連日2時間待ちの超人気お気軽ビストロが大阪駅前第4ビルに4月28日オープン!

日高ケータ編集者・ライター・ディレクター(大阪市)

どうも日高ケータです。

京都のフレンチビストロ「Bistroフレンチマン」の新業態として、2020年10月、新大阪に1号店をオープン。その後大阪駅前第3ビル、東京・虎ノ門、天王寺に店舗を展開する「大衆酒場 フレンチマン」。

贅沢な食材を使ったビジュアルも味もゴージャスなフレンチながら、お手ごろ価格で味わえる気軽さが人気で、天王寺や第3ビルの店舗はオープンから閉店まで行列が絶えません。

そんな2時間待ちにもなると言うビストロが、5店舗目を4月28日にオープンします。

今回はレセプションにお邪魔させてもらったので、ひと足早くレポート!

場所は大阪駅前第4ビルの地下2階。

ディアモール大阪側にあり、大阪メトロ谷町線の東梅田駅南改札口から徒歩1分とアクセスも至便。

フランスの南地方と魚介をイメージした水色がテーマカラーで、鮮やかなのれんが目印です。

高級なイメージのあるビストロ料理を大衆酒場のように気軽に楽しんでもらえるようにと、カウンタースタイルなのがフレンチマンのこだわり。

ショーケースに並ぶ約20種の小皿料理に目を奪われます。

フレンチの技法を駆使した本格的な料理が1品198円からと、超リーズナブルに味わえるのも人気の理由。

こちらがフードメニューで、30種類以上のメニューがそろいます。

どれも個性的でオリジナリティあふれる物ばかり。小皿料理や串焼き、パスタはもちろん、一品も充実しているため、2軒目、3軒目にも利用しやすい懐の広さも魅力。

また、第3ビル店は肉メインなのに対し、こちらは海鮮を中心に勝負するラインナップ!

店舗の距離は歩いて2分ですので、フレンチマンをハシゴして違いを楽しむ、なんて使い方もおすすめです。

ドリンクメニューは約40種。

第4ビル店独自のメニューは、ジャパニーズジンを使用した「漬け込みジン」。海鮮に合うドリンクとして開発されたそうです。

フレンチといえば、なんといってもワイン!

ボトルでもリーズナブルなものが多く、複数人でシェアするとさらにお得ですね〜。

人気店なのにハッピーアワー(平日限定)も!

平日は13時からオープンするので、さらに気軽にお酒が楽しめちゃいます。

とか言っているうちに、生ビール605円が到着!

神泡の香るエールで乾杯します。

まずは小皿料理から。

手前がイクラガーリックマリネ462円、奥左がタコ足のガリシア風572円、奥右が白肝のレバーパテ。

イクラガーリックマリネは醤油漬けされたイクラのプチプチ感に、ニンニクの風味が心地いい。バゲットにもよく合う〜! この値段でいくらが味わえるとは、フレンチマン恐るべし。

タコ足のガリシア風は、柔らかい茹でタコをパプリカと塩でマリネし、タコ本来の旨味が味わえる逸品に。

白肝のレバーパテは、白肝独特の上品なクセを生かしつつ、なめらかに仕上げています。バケットにも合いますが、お酒とめちゃくちゃ相性よし!

お次は、第4ビル店限定のまぐろのタルタル715円!

本マグロの赤身とネギトロを合わせ、ユニークな食感を実現。とはいえネギトロはつなぎ程度に合わせているそうで、重たくはありません。クリームチーズのコクで深みある味わいが楽しめます。

このあたりで2杯目に。

漬け込みジン440円から、右がコーヒー、左がルバーブとオレンジで、ソーダ割りで注文。

焙煎コーヒー豆を使ったコーヒーは、燻製香のような香ばしさが楽しめます。

ルバーブとオレンジは、ルバーブ(赤くて細長いタデ科の植物)独特の酸味があり、ジンをすっきりとまとめてくれています。

第4ビル限定メニュー、ムール貝のハーブ塩ゆで748円!

ゴロゴロと入ったムール貝は、ハーブとニンニクで風味付けされ、しっかりとした旨味がたまりません。

フランス南部では枝豆感覚で食べられるそうで、まさにお酒泥棒といった味わい。

こちらも第4ビル限定! 黒毛和牛とアワビのステーキ1,738円!

柔らかくジューシーなリブロースと肉厚なアワビを贅沢に使った逸品で、第4ビル店のシグネチャーとも言えるメニューです。

フレンチで良く使われる焦がしバターソースに醤油を加え、日本風にアレンジしたソースが素材を引き立てます。ニンニクが効いていて濃厚な旨味を楽しむことができます。

マッシュポテトや付け合わせの野菜も、このソースに絡めて食べると絶品!

スプーンですくって飲みたくなるソース、久しぶりに出会いました♪

ワインからカルロ・ロッシ・レッド418円。

グラスだとこの量でこの価格! ベロベロにさせる気満々、攻めの価格設定がうれしいです。

フレンチマン名物でもある串焼きは、食材によって異なるソースを合わせているのが特徴。

全8種の中から、左上から時計回りに、つくねのブルーチーズ418円、赤の手羽先363円、牛タンと大根275円、鴨フィレと生ふ363円をオーダー。

つくねは鶏の旨味がギュッと濃縮され、スパイス加減がいい仕事をしています。そこにブルーチーズのコクが加わり、何本でも食べられそうな仕上がり。

赤の手羽先はチリスパイスで真っ赤に。その見た目とは裏腹に辛さはあまりなく、香りがジューシーな手羽先の味を引き立てています。

牛タンと大根は、とにかく牛タンの柔らかさに驚かされます。わさびクリームソースがツーンと効いて、良いアクセントに。

鴨フィレと生ふは、噛むほどに旨味が広がる鴨フィレと、モッチリとした生ふの食感の対比が面白い串焼き。上海肉味噌ソースがかけられていて、深みのある旨さが楽しめます。

調子に乗って、ジンソーダの生姜440円をオーダー。

ビックリしたのがオーダーしてから生姜を擦りおろしていました。

まるで金粉のように生姜が舞うジンソーダは、和が爽やかに香る爽快な味わいで女性にもおすすめです。

玉子フライ トリュフ風味418円。

提供時からビシビシとトリュフの香りが伝わり、食欲を刺激する玉子フライ。

ザクザクっとした衣の食感がとても心地よく、半熟玉子の旨さは言わずもがな。そして、あとに残るトリュフの香りで幸せな気分に!

統括シェフの吉丸清孝さんによると、揚げ油は菜種とサラダ油を割って使っているため、衣までおいしく仕上がるそうな。

ひとくち焼きウニぎり385円!

コロンとした見た目もかわいい、おにぎりならぬウニぎり。

バター香るウニの炊き込みご飯に、さらにウニがたっぷりとオン!

香ばしさの中に磯のウニ風味が口の中にあふれ、とても贅沢なものを食べているんだと実感します。

385円という価格がちょっとおかしいと思いますよ。ぜひ食べてほしいメニューです。

手作りショルダーハム 熱々ハムカツに715円!

肩ロースを58度で1時間半、その後液体につけ、さらに味付けするなど、手間ひまかけてイチから手作りしたハムを、贅沢な厚さにカットしてカツに。

吉丸さんが「薄いハムカツが嫌いなので分厚くしました」というハムカツは、ムチムチとした食感で、噛めば噛むほどジュワッと旨味が広がります。

思わずお代わりしたくなるほどおいしいので必食ですよ!

フレンチマン名物の、ホールチーズのクリームパスタ Mサイズ700円!(Lサイズは1,078円)

見た目は濃厚そうですが、くどくなく、スッと入ってくるパスタです。

実はこのパスタ、提供前に……!

大きなホールチーズにチーズを器にし、そこにパスタを入れて絡めるという、背徳感ビンビンの仕上げを目の前でやってくれるんです!

チーズのミルキーさが際立つパスタは、残ったソースにバケットを絡めるのもおすすめ。これは〆にぜひ食べてほしい一品です。

どんだけ食うんだという感じですが、どれも創造性豊かで、よくこんな組み合わせが思い付くなと感心させられるメニューばかり。

見た目にもインパクトがあり、最後まで飽きることなく楽しめました。

高価格帯のメニューもありますが、そちらはがんばった日のご褒美に。平日は13:00、土日呪は11:00からの営業なので昼飲みもできますし、かなりリースナブルにすますこともできます。

大阪駅前ビルという名店ひしめく場所に、新たな名店が誕生したことをうれしく思います。

ごちそうさまでした!!

大衆酒場 フレンチマン 駅前第4ビル店
住所/大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル地下2階
電話/06-6225-7443
営業時間/13:00~22:30(LO21:30)、土、日曜・祝日11:00~
定休日/施設休館日に準じる
席数/20席
交通/大阪メトロ東梅田駅南改札口より徒歩1分

編集者・ライター・ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、るるぶなどの雑誌やwebサイトで、関西圏のグルメやエンターテイメント情報を発信。大阪ガス関連、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作しています。

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