「いなづる製菓」って知っていますか？ 西調布にある和菓子製造販売のお店なのですが、店頭では形の良くない瓦煎餅や人形焼などが訳ありのアウトレット品として販売されていて、人気を博しています。

先日、「深大にぎわいの里 調布のやさい畑」を訪れたら、そのいなづる製菓のお菓子が置いてあるコーナーを発見しました。

深大寺や鎌倉など、有名神社仏閣の参道のお土産屋さんで売られている瓦煎餅や人形焼は、実は調布にあるお煎餅屋さん、いなづる製菓が作っているのだそう。

よく見てみると、割れたお煎餅のなかには「千葉 南房総」の文字や鯛の絵柄などのものが入っているのがわかります。

ちなみに、割れ煎餅といっても、粉々になっているわけではなく、少し欠けたり形がいびつだという理由で弾かれたものなので、自分で食べる分には全く問題ありません。おいしいですよ！ 税込398円でたっぷり入っています。

いろいろな割れ煎餅が入っているので、商品名は「いなづる製菓 調布工場 コワレ瓦 オールドプレーン 古代瓦 みそ煎餅 名所煎餅」と長いです。みそ煎餅や薄いお煎餅など、いろいろな種類が入っていました。

ちょっと大げさかもしれないですが、日本各地を旅したような気持ちを少し感じながら、瓦煎餅を味わいました。

同じ値段で、大仏様の形のアウトレット人形焼も販売されていました。18個も入って398円とはこちらもとってもお得です。

お得でおいしい割れ煎餅に人形焼。フードロス削減に貢献することにもなるので、上手に利用したいですね。深大にぎわいの里 調布のやさい畑に行く機会があったら、ぜひチェックしてみてください。