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JR戸塚駅のツバメ三兄弟まもなく巣立ちか【横浜市戸塚区】

いちみ地域ライター(横浜市)

JR戸塚駅橋上改札(地上改札)そばにツバメが巣をつくり、駅を利用する人たちを和ませています。

多くの人が行きかう改札の券売機前、フンよけの囲いの上を見上げると小さな巣があります。

こんなところに!と驚きましたが、ここなら天敵カラスも入ってこれません。お母さん、考えましたね。巣の中には3羽のひながいるとみられます。

親を待つひなたち
親を待つひなたち

看板があり親ツバメは飛びにくそうですが、きっと人が見守ってくれることをわかっているのかもしれません。

駅利用者の頭上にフンが落ちないよう配慮した看板
駅利用者の頭上にフンが落ちないよう配慮した看板

日本野鳥の会によると、近年ツバメは減少傾向にあり、その原因は私たちの身近な自然環境の変化や、巣をつくる場所の減少などが考えられるそうです。ツバメと共存するには、フン対策やカラスの被害をなくすなど、ツバメの子育てを見守る人を増やすことも大切なんだとか。

今日も元気な三兄弟
今日も元気な三兄弟

ツバメの子育ては約2週間。この子たちも間もなく巣立ちでしょうか。朝からヒナたちは電車に乗る人々を見送っているようでした。

JR東日本「戸塚駅」さん、優しい心遣いをありがとうございます。

2022.6.7追記 4兄弟でした!

もう巣がきつそうですね。

2022.6.11追記

朝、5羽確認できました。一体どこにいたのでしょうか。

そして同日夜、巣が空っぽに。5羽とも無事巣立ったようです。いないのがわかってもつい見上げてしまいます。元気に過ごしてね。

地域ライター(横浜市)

愛犬とのおでかけ情報を発信する「つつじろぐ」他複数サイト運営。観光地だけではない横浜の魅力を、地元目線でお届けします。戸塚区・港南区・栄区が多めです。

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