食材をはさんだパンを調理パンや惣菜パンといいますが、今回紹介するのはパン職人＋料理人がつくるメインディッシュにもなる料理をはさんだ「料理パン」。お腹いっぱいになるので、テレワークや夏休みのランチにもピッタリです。

BOULANGERIE たね埜

「ブーランジェリーたね埜」（たねや）は、戸塚駅西口から旭町商店街をすすみ戸塚小学校の手前にあるパン屋さん。すぐそばにある「ビストロ・イタリアンユナイテッド」の姉妹店として、2021年2月にオープンしました。

店内は3組（最大5名まで）に人数制限しているので、並んでいることもありますが、開店当初ほどの行列ではありません。電話予約をする方も多いので今は落ち着いているようです。

毎日食べる食パンへのこだわり

厳選素材を使った料理で数に限りがあるので、お目当てのパンは予約がおすすめ。朝からパンは並びますが、お昼前頃が一番そろっているそうです。また、よい食材があれば予告なしの変更もあり、日替わりの商品もあるのでインスタグラムでチェックしてみてください。

毎日食べる食パンは、キタノカオリやはるゆたかなどの国産小麦にこだわり、米麹を原料とした「あこ天然栽培酵母」を使用。アレルギーに考慮して卵・乳・はちみつは不使用。低GIのアガベシロップ、トランス脂肪酸を含まないオーガニック油脂を使用と、かなりのこだわりを感じます。

はさむ具材は全て自家製

お肉に定評のある「ビストロ・イタリアンユナイテッド」の姉妹店だけあって、ローストビーフやパストラミビーフ、ポークハムなど全て自家製。食材は赤城牛、湘南オリーブポーク、鎌倉市場より直送の新鮮な鎌倉三浦野菜を使うなど、レストランのクオリティ。

イタリアで修行されたシェフが考案する創造性あふれる料理パンは、今まで見たことのないパンも多く、驚く組み合わせもあり食べるのが楽しみ。そしてお酒にもよく合います。

スペシャルメニューがスタート

8月から個性豊かな日替わりのスペシャルバーガーが始まりました。この日は「パストラミとビーフパテのダブルビーフバーガー」（950円）。こちらは午前中に売り切れてしまったとのこと。メインディッシュにもなるお肉がたっぷり入っているのですから、かなりお買い得だと思います。

買ってきたもの

日替わりスイーツ「ピスタチオクリームのシュークリーム」（324円）も買ってきました。

• 自家製パストラミとビーフパテのダブルビーフバーガー
• 自家製ローストビーフとフレッシュトマトのサンド
• とつかレーパン（小）
• あんバターサンド
• 大人のチョコパン〜オレンジ

パン屋さんはついつい買い過ぎてしまい困りますね（全部食べましたけど！）。

クローブ、ジンジャー、ローリエ、シナモン、コリアンダーなど7種類のスパイスで7日間マリネした自家製パストラミがたっぷり。もちろんビーフパテも入って食べ応え抜群でした。

ジューシーなローストビーフを贅沢にはさんだサンドイッチは、息子とシェアしていただきましたが、半分でも大満足でした。

ソースや具材は全て手作りにこだわり、鮮度のいい地元食材を使ったバラエティ豊かなパンが並ぶ人気のパン屋さん。

私のが赤ちゃんを抱っこしたお母さんでしたが、お店の方が表に出てきて代わりにパンを取ってあげていました。こういう気遣いって嬉しいですよね。

なくなり次第終了のため予約（11:00-17:00/前日まで）がおすすめです。