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【だれでも『映える』写真が撮れる】iPhoneカメラでもすぐ使える裏技をSNSフォトグラファーが伝授

いでくんスイーツ王子/インスタグラマー

まいど。スイーツ王子 いでくんです。
今日は私のInstagramでよくリクエストをいただく、こちらをテーマにしました。

「みんなと同じものを撮ったのに、私だけなんか下手かも」
「いつもよりちょっと贅沢なお店、思い出に上手く撮りたいな」

こんなこと、思ったことないですか?
私はあります。
今でこそ、SNSで写真を褒めていただけたり、写真のお仕事をいただくこともありますが、
かつての私が撮影した、とあるカフェのパフェの写真がコレです。

なかなかですよね・・・
しかしながら、これを撮った当時の私は「めっちゃいい感じに撮れたぜ!」なんて本気で思ってるわけです。
もちろん、写真に正解はないですし、写真の好き嫌いも人それぞれです。
でも、老若男女問わずSNSに触れることの多い今、なにげなく撮った日常を切り取った写真に、いつもより「いいね!」がついていたり、「この写真めっちゃきれいですね」なんてコメントが来たら・・・
いつもと変わらないなにげない日常の中に、いつもとちがう変化や気づきが生まれたりもするわけです。

そこで、今回は『パフェ』をテーマにしてわかりやすく、「だれでもすぐ使える」撮影テクニックを教えちゃいます!

だれでも映える写真テク① 自然光は最高のライティング!

自然光が取り込めるお店であれば、だれでもすぐに使えるテクニックです。狙い目は朝から正午過ぎ。この時間の自然光が最も被写体を明るく美しく、被写体を映えさせます。どんなに明るい室内照明や撮影用のライトも、自然光に勝るライティングは無いですよ。

@ウェスティンホテル大阪(大阪)
@ウェスティンホテル大阪(大阪)

だれでも映える写真テク② 画の中の隙間を埋めてみる

これもだれでもすぐに使えるテクニックです。例えばこの写真を見てみてください。
パフェが1台だけ置かれていたら1枚の写真の中にポツンとさみしいものです。
そこで、写真の中で主役を引き立てる脇役で隙間を埋めてみてください。こちらの写真だとパフェとペアリングになっているお茶、そして別添えのオリーブオイルを全部、写真の中に入れてみました。すると、パフェをいただくときのシュチュエーションすら感じられる1枚に。

@PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI(東京)
@PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI(東京)

だれでも映える写真テク③ 手を入れたり画の中に動きをつけてみる

②で紹介したように、ティーカップやティーポットなど脇役になるアイテムがテーブルの上にないときもあるでしょう。そんなときには、グラスの足に手を添えたり、パフェのトップに手を伸ばしデコレーションパーツをつまむなど、画の中に動きをつけるとモノだけの写真とは異なる世界観が生まれますよ。

@Pâtisserie du Jour Jouissance(京都)
@Pâtisserie du Jour Jouissance(京都)

だれでも映える写真テク④ 複数人なら画の中にモノを集合

女子会なんかで複数人でお揃いのメニューを撮るなら、これもだれでもできるテクニック。
同じモノが同じ画の中に集合するだけで一気ににぎやかな写真に。インパクトもあって注目を集めること必至。

@よーじやカフェ(京都)
@よーじやカフェ(京都)

だれでも映える写真テク⑤ しずる感やライブ感でアートな写真に

これは中級編。チーズたらーりや、煙がモクモク、炎がボワッと。などなど、そんなしずる感やライブ感はその瞬間しか楽しめないからこそ、その瞬間を切り取ることができた写真はアートのよう。これらの瞬間を逃さないには連写や動画の切り取りがおすすめ。

@L'atelier à ma façon(東京)
@L'atelier à ma façon(東京)

だれでも映える写真テク⑥ 写真の中にストーリー・世界観を作る

これは上級編。これまでの①から⑤のテクニックをすべて駆使、さらに画の中に入る登場人物や背景まで総動員し、見た人が写真からその中のシュチュエーションを思わず想像できてしまうような世界観を作ってしまう。
例えば、こちらの写真を見てどんなシュチュエーションを想像するだろうか。グラスの周りを和紙が着物のように巻かれたパフェが2台、その後ろには着物を着た女の子。あ。これは着物デートで和なスイーツを楽しんでいるところなのかな。といった具合だ。

@くくりひめ珈琲(東京)
@くくりひめ珈琲(東京)

いかがでしたか?明日からでも使ってみたいテクニックはいくつあったでしょうか?
いつもと変わらないなにげない日常の中に、いつもとちがう変化や気づきが生まれるような1枚の写真が撮れますように。

スイーツ王子/インスタグラマー

自ら撮影した美しい写真で綴る、関東・関西を中心とした全国のスイーツやグルメに特化したSNSが多くのフォロワーに支持され、SNS時代の「スイーツ王子」としてテレビやWEBメディア、イベントへ出演。飲食店のメニュープロデュース、ファッションブランドや音楽イベントなど分野を超えた食のコラボレーションコンテンツのディレクション、高校や専門学校など教育機関での講演、タレントやモデルなど著名人へのケータリングなど、食の分野を軸に多方面で活動するクリエイター。

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