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【神戸市東灘区】羽生結弦&サッカーファンの初詣におすすめ「弓弦羽神社」于支イラスト入り塗桝の授与も

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

神戸で初詣というと、生田神社、湊川神社が人気ですが、今回の記事は『第73回NHK紅白歌合戦』でゲスト審査員を務めている羽生結弦ファンの聖地でもある神社をご紹介。それが神戸市東灘区にある「弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)」。サッカーゆかりの神社としても有名。勝利を掴みたい方にもおすすめのパワースポットです!

都会の中とは思えないほど、豊かな緑に包まれた立派な神社ですね。

神功皇后(じんぐうこうごう)がこの地で、弓矢・甲冑(かっちゅう)を納めて熊野大神に戦勝を祈願。そのことから神社背後の山を弓弦羽嶽(弓矢)、六甲山(甲冑)と呼ぶようになったという謂れがあります。8世紀末には、弓弦羽ノ森(ゆづるはのもり)を神領地と定め、嘉祥2年(西暦849年)に熊野大神をお祀りし、創建されました。

境内には、拝殿、本殿、末社の十二社と松尾社があります。根本熊野三所大神と総称される伊弉册尊(いざなみのみこと)、事解之男命(ことさかのおのみこと)、速玉之男命(はやたまのおのみこと)が祀られています。

ご利益は、厄除開運・家内安全・交通安全守護・諸願成就。

日本初のサッカーチームが近隣の御影師範学校で編成されたということもあって、サッカーゆかりの神社としても有名。熊野大神様のお使いとして知られている八咫烏(ヤタノカラス)は、日本サッカー協会のシンボルマークにもなっていますが、境内には御影石で作られた八咫烏が描かれたサッカーボールがあります。

「勝利」を祈願する神社としても知られており、INAC神戸レオネッサの選手の皆さんも毎年シーズン前に必勝祈願に参拝されているそうですよ。

このボール、真ん中にステンレスの軸が入っていてグルグルと回ります。

そして、なんといってもこちらの神社は、羽生結弦さんのファンにとって聖地ともなっているところ。羽生結弦さんが、ファンからもらったお守りをきっかけに参拝したことで、その名が知れ渡りました。

神戸新聞の参考記事:「羽生結弦」と「弓弦羽神社」 ファンがつないだ「良縁」12年 参拝4回、五輪後に記念品も

羽生結弦さんを応援する絵馬がいっぱい!

「弓弦羽神社」には、神戸市指定第1号の樹齢450年を超える大楠や、天然記念物の椋木などの見どころもあり、羽生結弦ファン、サッカーファン以外の方にもぜひ初詣に訪れていただきたい神社です。

弓弦羽神社の新春行事

1月1日元旦の午前0時には、灘の旨酒呑み比べが行われます。菊正宗・白鶴・剣菱の樽酒を約3000人分用意してお待ちしているとのこと。また、午前0時より1,300名、午前10時より700名の方に、宮司デザインの于支イラスト入りの塗桝がプレゼントされます。(新春『寿』茶席は令和5年は中止です。)

新春行事の詳細はこちら。

行き方は、JR神戸線住吉駅より徒歩約10分、阪急神戸線御影駅より徒歩約5分、阪神本線御影駅より徒歩約15分。1月1日〜3日は、無料シャトルバスも運行されます。時刻表はこちら。

基本情報

名称:弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)
住所:兵庫県神戸市東灘区御影郡家2-9-27
アクセス:JR神戸線住吉駅より徒歩約10分。阪急神戸線御影駅より徒歩約5分。阪神本線御影駅より徒歩約15分。2022年1月1日〜3日は、無料シャトルバス運行。

弓弦羽神社 公式サイト

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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