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【神戸市東灘区】今見頃!桜より華やかなアーモンドの花でお花見「水辺の遊歩道・うおざき」

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

神戸でアーモンドの花というと、東洋ナッツ食品本社工場の庭園が有名。毎年見頃になると一般客に開放されます。2023年の開放日は3月18日と19日の2日間でした。でも、もう1箇所アーモンドの花が咲き誇っている場所があります。それは、神戸市建設局 東水環境センター(東灘処理場)内の「水辺の遊歩道・うおざき」。こちらも今見頃を迎えています。(3月20日撮影)

まず行き方ですが、徒歩だと阪神電車青木駅、または魚崎駅から約15分です。駅から国道43号線まで南下し、神戸市立東灘体育館の近くの瀬戸交差点を目指します。そこからさらに南に約200m歩いて右折。

神戸市建設局 東水環境センター(東灘処理場)の中に入ります。

入ったところにある、洋式技術の下水道では日本最古のレンガ造りの下水道も必見。慶応3年(1868年)頃に建設された外国人居留地で使われていたものです。

この横にあるスロープを上ると、「神戸下水道の歩み館~KOBE AQUA GALLERY~」があります。水環境技術を広く国内外に発信するために2013年4月にオープンした施設で、神戸市の下水道の歴史など、5つのテーマに分けて紹介しています。年末年始を除く平日9時から17時に開館。無料で自由に観覧できますので、お花見の前に是非こちらもお寄りください。

駐車場もありますので車でも来られますが、停められる台数は少ないので、特に土日は公共交通機関、徒歩での来場をおすすめします。

駐車場の南側にあるこの通路を通って「水辺の遊歩道・うおざき」に向かいますが、ここには階段があるので、ベビーカーや車椅子等で訪れる場合は、あとでご紹介する西入口から入場しましょう。

遊歩道にはトイレも用意されています。

運河沿いには淡いピンク色の花を咲かせるアーモンドの並木が。

一見桜のように見えますが、アーモンドは桜と同じバラ科サクラ属の落葉高木で、桜よりは大きな花弁。桜より華やかな印象。

花言葉は「真実の愛」「希望」です。

アーモンドの木だけでなく、地元の方が植えられたお花の花壇も。

一緒に撮影すると映えますよ。

高度処理水を利用したせせらぎもあって癒やされます。

遊歩道は300mほど続いていますが、西の端には西入口があります。こちらは階段もないのでベビーカーや車椅子でも大丈夫。駐輪場も用意されています。「水辺の遊歩道・うおざき」が開放されているのは、7時~18時(3月~11月)です。

西入口へは、阪神電車魚崎駅からが便利。住吉川沿いをローソン 神戸魚崎 南町五丁目店まで南下し、浜魚崎線を東へ。この道沿いは灘五郷のひとつ魚崎郷があるところで、酒蔵が多いことから「酒蔵通り」と呼ばれています。

途中にはあん食で有名なトミーズの魚崎本店も!

お弁当の淡路屋が見えてきたら、その手前を南へ。(写真は南側から撮影)交差点を渡り100mほど歩いたところに西入口があります。

基本情報

名称:水辺の遊歩道・うおざき in 東灘処理場
住所:神戸市東灘区魚崎南町2丁目1-23
開放時間:3月~11月:7時~18時・12月~2月:7時~17時(ただし年末年始を除きます)
アクセス:
徒歩
阪神電車青木駅、または阪神電車魚崎駅から徒歩約15分(駐車場もありますが、土日は公共交通機関の利用を推奨)
バス
JR摂津本山駅から市営バス34系統「魚崎中学校前」下車徒歩約5分
JR住吉駅から市営バス35系統「魚崎南町2丁目」下車徒歩約5分

東灘処理場 (神戸市公式サイト)
水辺の遊歩道・うおざき 案内図(PDF)

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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