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家庭菜園初心者が『まだ』夏野菜の苗を買ってはいけない理由

かーびーファームインタープリター/自然農YouTuber
3月23日にアップしたYouTube動画のサムネイルをそのまま使いました

【はじめに】気候の地域差を考慮して読んでください

今回の話は私が住んでいる愛知県西尾市くらいの気候・季節感を基準としていますので、もっと寒い北海道や高原地域、逆に温暖な九州~沖縄地域などでは当てはまりませんが、気温そのもので考えてもらうと同じように考えることができます。

それでは本題に入ります!

年々早くなってる気がする種芋や野菜苗の販売時期

先日、よく行く園芸店に行ったらもうトマトやナスなど夏野菜の苗を売っていました。買っていくお客さんもちらほらと…

ということがあったので、4月上旬くらいにしようと思っていた動画ネタを前倒しで撮影&公開してありますのでよかったら動画も見てみて下さい。動画のリンクは記事の後半にあります。

ちなみにウチの陽だまり温床(ビニールハウスで熱源は日光のみ)の苗たちはまだこんな状態。

2024年3月19日:育苗用ビニールハウス内の夏野菜たちは種蒔きから20日前後でようやく発芽してきました。今年の3月は寒い日が多くて例年より遅いです。
2024年3月19日:育苗用ビニールハウス内の夏野菜たちは種蒔きから20日前後でようやく発芽してきました。今年の3月は寒い日が多くて例年より遅いです。

夏野菜が枯れる『最低気温』に注意

結論はコレです。

これまでの経験上、

ナス科とウリ科の野菜本体(苗)は

気温10度以下になると寒さで弱り、

5度以下になると一発で枯れる

くらい傷みます。

※ナス科はトマト、ナス、ピーマン。

ウリ科はキュウリ、カボチャ、スイカ、メロンなど。

もう少し詳しく書くと、1日の中での最低気温(天気予報アプリなどでチェックできます。だいたい日の出直前がもっとも気温下がります)が10度未満になるなら注意、8度前後で弱りますが1日くらいなら持ちこたえます。でも3日くらい続くとかなり傷み枯れる可能性高くなり、5度以下の低温はほぼ1回で萎れます。霜が降りたら確実に枯れるので、放射冷却現象が起きそうな晴れた無風の日は要注意(霜は同じ気温なら風がある方が降りにくいんです)

他にもオクラやトウモロコシなど夏に実る果菜類は大体これに当てはまります。

ゆえに夏野菜苗の定植は一日の最低気温が10度以上で安定し始める4月下旬以降がよく、5月上旬のゴールデンウィークあたり

が遅霜の心配も無くなり強風も吹きにくい穏やかな気候で最適な時期です。

なので4月下旬から5月上旬に夏野菜の苗は買って植えるのがお勧め、、、

なのですが、そうもいかないことがよくおきます。

良い苗が定植適期に売り切れ問題

定植適期になるとみんなが夏野菜を植え始めることもあり、需要が増えて良い苗から売切れてしまうことがあります。

(動画のコメントにもあったのでよくあることなのでしょう)

他にも苗の生産農家さんや販売業者さんの供給側の都合によるところもあり、5月中旬以降ともなると良い苗はあまり残っていません。

(セール品でお値打ちに買える利点はある)

なので、良い苗を買うにはみんなが買うより早めに買っておくのが正解ですが、

先述の低温による苗枯れリスクがあります。

そこで、次回の記事では苗を早めに買いつつ低温リスクを回避する方法、コツについて書きます。

(このまま書こうとしたのですが、長ーくなるので一旦中断します)

↓こちらの動画内では、その方法のもいくつか話しているので次の記事待てない方は見てみて下さい。

今回の記事はこの動画の内容と同じではありますが、文字で書いた方が要点の把握は早いし、動画を見た方の復習やメモ代わりにもなるのでそんな風に活用して頂ければと思い書いてみました。

それではまた次の記事で^^

あと、ついでに私なりの苗の選び方なんかも解説した動画のリンクも貼っておきます。

ファームインタープリター/自然農YouTuber

愛知県西尾市にて自然農を実践してます。 農を切り口にして自然の面白さや大切さを伝える情報発信や体験イベントも行い、 農の楽しさを伝える『ファームインタープリター』を自称してます。 『野菜を売らない百姓』でもあり、 売らなくても良いからこそ自然農にまつわる色々な実験や研究をやって その様子をYouTubeにて発信しています。

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