【富士市】インドのお母さんの味!インドカレーのイメージが変わるかも? 《ガンパティ食堂》
インド人やネパール人のシェフが腕を振るうインド・ネパールカレー店(インネパカレー)に行くと、大抵はナンとカレーとサラダを中心としたセットが定番ですね。
「ナンを食べたことがないインド人は多い」と聞いたことがありますか? ナンは専用のタンドリー窯が必要なので、インドでは外食やお祝いの席で食べるもの。実は日常的ではない食べ物なのだそうです。日本に来て初めてナンを食べた、というインド人も多いのだそうです。
しかも日本のナンはデカい!
来日して出会った特大ナンを面白がって、写真を撮るインド人も多いんですって。
日本の寿司が海外で独自の発展を遂げているのと同じなのかもしれませんね。
ガンパティ食堂
今日は、富士市厚原にある「タイムレスカフェ」にランチを食べに行ってきました。
フジヤマ道場内にあるこのカフェは、シェアキッチンです。
子育て世代のお母さんを中心に、不定期でカレー屋さんやカフェを営業しています。
今日の出店はインド家庭料理を提供する「ガンパティ食堂」さんでした。@ganpati_indogohan
店主さんは日本人ですが、以前旦那様の転勤に同行してインド北部のプネーに4年間滞在していたそうです。そこで地元の方たちと仲良くなって、インドのお母さん達を先生として、様々な家庭料理を教えてもらったのだそう。
日本にあるインド料理店の印象から、インド料理はバターやギーを沢山使って油っぽいかな?というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、家庭料理はそんなに油を使わずさっぱりした食事が多いのだそうです。
「胃に優しく、野菜たっぷりで、スパイスもたっぷり。辛さもそこまで強くない。 インド人お母さんの愛情がこもった家庭の味。」というのがガンパティ食堂のカレーです。
店名の由来
ちなみに店名のGANPATIというのは別名ガネーシャ神のことで、象の頭を持つヒンドゥー教の神様です。
毎回違うワンプレートごはん
ワンプレートのカレーとチャイのセットです。
今日はほうれん草とダル(豆)のカレー。ダルのカレーは特に辛さ控えめで、小さな子でも食べられる優しい味です。
- バスマティライス(ターメリック)とチャパティ(インドではどこの家庭でも食べられているクレープの皮のようなもの)でいただきます。
- 真ん中に刺さっているのは、豆の粉で作ったフライドパパド。パリパリで、そのまま食べたり、細かく割ってカレーに混ぜたり。
- 野菜は紫キャベツのアチャール(酢漬け)とブロッコリーのサブジ(炒め煮)。
- チキンパコラ(豆粉をまぶした揚げ物)はとってもジューシー。
チャイも本格的で甘くてスパイシーです。
ああ、美味しい。ゆっくりいただきました。
なるほど、インド料理店の食事とはまた違った「なんだか懐かしい味」です。
各国の家庭料理というのは、その国で生まれ育ったわけでもないのに不思議と懐かしく感じるんですよね。お母さんの愛情は、どこの国でも一緒ということなのかな?
今回使用している有機ブロッコリーは、店主さんが自分の畑で収穫したものだそうです。
ガンパティ農園と名付けて様々な野菜を育てているんですって。
過去のカレーたち
過去に登場したカレーの写真をご提供いただきました。
どれも美味しそう。
今後の出店予定
3月16日(土)12:00〜15:00
3月26日(月)11:00〜15:00
インドのお母さんの味を楽しみに、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょう。
【GANPATI食堂】(ガンパティショクドウ)
富士市厚原482−13 フジヤマ道場 タイムレスカフェ
電話番号: 090-9946-4514
タイムレスカフェとイベントに不定期出店
instagram @ganpati_indogohan
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