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【水戸市】鮮魚店の直営店!毎朝、市場で仕入れた魚がボリュームたっぷり!ぶりカマ定食刺身付き、ハマる!

かごマルシェWebライター(水戸市)

こんにちは〜、かごマルシェです!

今日は、旬の魚を味わえるお食事処「佳鱗亭(かりんてい)」のレポートです!

京成百貨店の近く。国道50号沿いの、南町3丁目。みずほ銀行の斜め前。南町自由広場の交差点そば。

何度もお店の前を通りながらも「敷居が高いかな?」「常連さんばかりだったらどうしよう・・・」と入れずにいたのですが、ついにトライ!

実は、こちらの「佳鱗亭」、水戸の飲食店に新鮮な魚を卸している鮮魚店「山大」の直営店なのです。なんと明治32年の創業という老舗、125年間営業されているというから驚きです!

外には、本日のメニュー。後でじっくり内容を拝見。

入り口は、山大の入り口と共通。入って左側の階段を上がった2階になります。

中に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、新鮮な魚たち!これは期待が高まります。

焼き魚なども売っています。

では左手の階段を上りましょう。

店内のようす

店内は、広くて明るいテーブル席仕様。たくさんの絵画や書が飾られています

オフィス街ということで、お昼の時間帯はサラリーマンや常連客で混み合うそうです。私は、少し時間を外して13:30頃訪れました。それでも、たくさんのお客さんがいらっしゃいましたよ。ピーク時は過ぎていたので、常連さんや観光客で賑わっていました。

私は、こちらのテーブル席で。

メニュー

その日の仕入れにより、メニューが決まる「日替り定食」は1,000円を中心にフライや焼き魚、味噌煮など種類も豊富。プラス500円で刺身を付けることもできます

他にも、金目鯛煮魚定食や、やりイカ刺身定食、あんこう唐揚げ定食など、旬の魚もたくさん!う〜ん、迷う。

定食だけでなく、刺身・煮魚・焼き物・揚げ物・鍋など単品も頼めます。

1階の鮮魚店の魚も、お好みに調理してくださるそうですよ。

あんこうを、思う存分食べられるコースも!今の季節はあんこう鍋、食べたいなぁ。

これが、常連さんに大人気の「晩酌セット」。お刺身・小鉢3品・ビールor日本酒がついて、このお値段!

他のテーブルで、こちらのメニューを頼んでいる方がいらっしゃったので、聞いてみると「ボリュームあるし、何品もつまめるし、最高のメニューだよ!」とおっしゃっていました。お昼からこのメニューを数人で頼み、シェアする常連さんも多いそうですよ〜。明るい時間から、和気あいあい、お酒を酌み交わしながら、新鮮な魚を楽しめるなんて、最高な人生の過ごし方♫

茨城の地酒の種類も豊富。他にも全国から地酒を集めているので、お酒好きにはたまりませんね。

では、注文、注文!

ぶりカマ焼き 刺身付き 日替り定食

注文して、すぐに、お刺身、小鉢、ご飯、お味噌汁、漬物の定食が運ばれてきました。ぶりカマ焼きは、少し焼くのに時間がかかるとのこと。

では、まず、お刺身からいただきま〜す。

身の厚さに、驚きです!種類もたくさん、さすが鮮魚店の直営店!

マグロから食べよ〜

う〜ん、適度な歯応え、マグロの赤身の旨さが口の中に広がります。新鮮だから臭みなし。そして1切れが大きいので、食べ応え抜群!

ホタテもとろとろ、甘味があって、ご飯と一緒に食べればさらに旨し!

ツヤツヤで光ってる、お客さんからも「お米がおいしいね!」と言われることも多いそうです。

出汁の効いたお味噌汁。

今日の小鉢は切り干し大根。

お漬物でご飯が更に進みます。

ついに、ぶりカマ焼きが到着!

おぉ、大きさ、ど迫力!!大皿で到着です!そして香ばしい香りで包まれ、幸せ気分。焼きたてで、湯気が上がり、フィルターが曇るほどでしたので、息で湯気を飛ばしながら撮影〜笑

では、まずは一口!

身が柔らかく、とろけそう。ぶりの脂とジューシーな魚汁に口の中が満たされます。箸が止まらない笑、どんどん食べ進めます。レモンをかけると、爽やかさが加わり、また良いお味。皮のパリパリも香ばしく、一緒に食べるとまた食感が加わって乙な味わいです。

はぁ、お腹いっぱい。十分な量。男性でも大満足の量だと思いますよ。

お隣の観光客の方が、あんこう鍋のコースを注文されていたので、お写真を撮らせていただきました。コースの終盤だったので、具はほとんど写っておりませんが雰囲気だけでも。

お二人で召し上がられて、最後の3杯目だそうです。大きな身がたっぷり。

浅草から、遥々いらっしゃったとのこと。以前、こちらのお店で食べたあんこう鍋が、あまりにも美味しくて忘れられず、お連れの方にも食べさせたくて、わざわざ足を運んだそうです。お連れの方も「こんなに美味しいあんこう鍋は初めて!」とおっしゃっていましたよ。

お店の歴史と想い

「佳鱗亭(かりんてい)」は1階の「山大」のお食事処として開店しました。

山大は明治32年に創業。今年で125年になります。名前は変わっていますが、当時からお食事処としても営業されていたそうです。

店長は、毎朝、豊洲市場にて、厳選された全国の高級魚を仕入れて、ホテルや料亭、飲食店に卸します。佳鱗亭はその直営店であるため、美味しくて鮮度の良い魚をリーズナブルに味わうことができるのです。

店名の「佳鱗」とは「良い鱗」の意味である造語で、「物や人がたくさん集まる様子」や「きれいに並ぶ様子」を表しています。「美味しい、きれいな魚が集まる場所となり、人(お客様)がたくさん行列をなし、集まっていただけるように」と願いを込めて店名としたそうです。茨城大学の准教授もされたことがある歴史家、磯田道史氏(映画「武士の家計簿」の著者でも有名)に相談。「佳鱗亭は、美しい鱗が連なってみえるし、『かりん』という、わかりやすい響きで、繁盛するのではないでしょうか」と、ご回答をいただいたため、めでたく店名に決定したとのエピソードを、店長さんが聞かせてくださいました。

店内には、美しい絵画や書も。BGMも訪れた日はジャズが流れているなど、店長さんのこだわりが見られます。

もう1つ、とても面白いエピソードが。

こちらの「ホームラン定食」の文字。実は書いた方は、そう、あの伝説のボーカリスト「清春(きよはる)」さんなのです!

佳鱗亭のすぐ裏手に、黄色い建物、水戸のライブハウス「Light House」があるのを皆さんはご存知でしょうか。ライブの前日にスタッフと訪れた清春さんが、刺身盛り合わせ定食を注文され、驚愕!「美味しさとボリュームがホームラン級!これは『ホームラン定食』だ!」と命名されたそうです。野球の清原選手が大好きな清春さんが野球とかけたとのこと。

清春さんがこの食事の様子を生配信された翌日、全国から、なんとファン150人がホームラン定食を食べに訪れ、お店は大忙しだったそうですよ。

お店でこのメニューを見たら、このエピソードを思い出して、ぜひ注文されてみてくださいね。

その他

普段お食事ができるテーブル席の他に、宴会もできるお席。2・3階合わせると100席にもなるそうです。

こちらは2階の奥のお席。

大小個室も完備し、宴会メニュー豊富。

山大では、お祝いの姿盛りや贈答品のセットも注文できます。

場所は、国道50号沿いの、南町3丁目。南町自由広場の交差点そば。みずほ銀行の斜め前です。

美味しいお魚が食べたくなったら、ぜひ「佳鱗亭」へ。定食を食べるも良し。お酒を飲みながら、一品料理をつまむのも良し。

私も、ホームラン定食、あんこう鍋を食べに、近いうちに訪れます〜♫

店舗情報

佳鱗亭(かりんてい)
住所:茨城県水戸市南町3-3-32(2階)
アクセス:JR常磐線水戸駅下車 北口より車で5分 北口より徒歩16分
電話番号:029-221-5489
営業時間:11:00〜21:00
定休日:日・祝
駐車場:なし
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※ 価格は取材当時のものになります。

※ 取材では、ぶりカマ焼き刺身付き日替り定食を無償で提供いただきました。本記事制作にあたって はガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

Webライター(水戸市)

歴史のある街、水戸市に住んで10年。おいしいもの大好き、お出かけも大好き♪自分のアンテナにとまったお店、気になるスポット、新しくオープンした場所などを発信していきます!「次の休みに行ってみたいな♪」と思っていただける記事を書いていきたいです。よろしくお願いしま~す(^ ^)

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