こんにちは〜、かごマルシェです！

和菓子の中でも、一番好きなのが豆大福！水戸に引っ越してきて、まず検索をしたのが「水戸　豆大福」。上位にランクインしていたのは、こちらの「はやしや」でした。そして、もちろん、今もランクインの常連です。

検索結果を見た際に、名前が「豆福おどり餅」という名だったため、「豆大福」とは、すぐにはわからなかったのですが「面白い名前だなぁ、縁起が良さそうな名前だなぁ。」と思ったのを覚えております。そして、午後にお店を訪れて「完売」だったため、泣く泣く帰宅し、別日に出直しました。懐かしい〜。

お店は、水戸芸術館の斜め前辺りにあります。

こちらの看板が立っているので、すぐわかりますよ。

店内のようす

中に入ると、ショーケースの中に美味しそうな和菓子がたくさん。

鹿の子やきんつば、最中など、王道の和菓子が並びます。

黄門様の印籠を形どった最中も。「控えおろう！」と、この最中を持って時代劇ごっこをする子ども達もいるかしら。

こちらを購入したことがありますが、ほろ苦い抹茶と黒蜜の相性が抜群に美味しかったです。人気商品。

みとちゃんの似顔絵が入った、あん巻。梅あんもあります。水戸のお土産にぴったりですね。

そして、一番の人気商品が、こちらの「豆福おどり餅」。

粒あんは赤えんどう豆が入っています。

残念ながら、こしあんは売り切れでした。

私は、粒あん派なので、ホッ。こしあんを食べたこともありますが、甲乙つけ難い美味しさでした。

他にも、店内には、このような商品が。一升餅や、お赤飯もあります。

一歳の誕生日に、一升餅を背負ってお祝いする風習も水戸では残っていますので、そのようなおめでたい席に、寿の文字が入った一升餅、華やぎますね。

では、帰宅して、おやつタイムといたしましょう。

３時のおやつ

豆福おどり餅

赤えんどう豆が表面から顔を出していて、まんまるの美人さんです。

中は餡がぎっしり。いただきま〜す。

程よいえんどう豆の塩気と、しっかりと煮詰められた粒あんがちょうど良い甘さに。餡は甘めですが、塩気と合わさるため良いバランスです。小豆の旨みが濃い。そして、お餅も柔らか〜。はぁ、美味しいなぁ〜。

ほうじ茶との相性も最高です。

添加物を使っていないので、その日に買って、柔らかいうちに食べるのがベスト。次の日は固くなってしまいますので、その際は、テフロン加工のフライパンで焼いて食べるのもおすすめだそうです。

みとちゃん　梅あん巻

水戸のお土産としても定着してきました。焼きごてで、みとちゃんの似顔絵入りの餡巻き。かわいいですね。

中は、薄いピンク色の梅あん。どら焼きの薄い生地で、梅を練り込んだ餡を巻いています。ほんのり梅の味がして、こちらも美味しかったです。

水戸の梅を使った「水戸梅お菓子プロジェクト」用に開発されたお菓子でもあります。

お店の歴史と想い

「はやしや」は、明治２０年の創業で、今年で１３７年になります。

現在の店主は５代目。老舗の看板を守っています。朝は早く起き、６時から和菓子作りを開始するとのこと。材料にこだわり、お客さんがまた買いに来てくれるように、そして美味しかったと言ってもらえるように一生懸命作っているそうです。お客さんは、ご近所の方が多く、常連さんも多いのも納得ですね。

「豆福おどり餅」については、お餅は「みやこがね」という品種を、餅米からふかして、つきあげているとのこと。粉から作るお店が多い中、はやしやは餅米から作っているのがこだわりだそうです。手間もかかっていますね。

つぶし餡入りの場合は、北海道産の赤えんどう豆。こし餡入りの場合は、茨城県産の青大豆。それぞれに、えんどう豆を変えています。

また、餡の小豆は、北海道産。「豊祝（ほうしゅく）」という、粒の大きい品種を使っています。

添加物を使っていないので、その日に買って、その日に食べてほしいそうです。

その他

天気や曜日、季節によっても、作る数は異なるそう。また、店主が体調の悪い時もあるため、営業時間も変更になったり、臨時休業する時もあるそうですので、当日にお電話で確認するとよいかもしれません。

駐車場は、店の裏側に３台あります。

自分へのおやつに、また手土産にもとても喜ばれる「豆福おどり餅」。ぜひ一度食べてみてくださいね。

店舗情報

※ 価格は取材当時のものになります。

※ 取材では、豆福おどり餅・みとちゃん梅あん巻を無償で提供いただきました。本記事制作にあたって はガイドラインに基づき公平中立に制作しています。