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【色鉛筆ぬり絵テクニック】重厚な色の塗り方【バレンタインモチーフ】

かとう・さくらイラストレーター

こんにちは。イラストレーターのかとう・さくらです。

「今日からあなたも絵描きさん」をテーマに、楽しく絵を描くアイデアやコツをお伝えしています。

最近、新しく色鉛筆を購入しました。

出先でのスケッチや子供とのお絵描きに使えるミニサイズの12色セットです。

以前の私は、色鉛筆は100色、150色とたくさん揃えないと好きな絵は描けない!…と思っていました。

でも、色選びと重ね方しだいで少ない色数でもかなり自由に描けると分かり、色鉛筆が楽しくなりました。

この楽しさを皆さんにもお伝えしたい!

と言うわけで、今回は色鉛筆回です。

早速、基本的な12色セットの色鉛筆で描いてみましょう。

本日のお題は「赤いハート」です。

「ただ赤を塗るだけ」では出せない「深みのある赤」のハートを、ご一緒に塗ってみましょう!

準備するもの
・色鉛筆 (赤、黄、青、緑、黒)…今回は「三菱uni NO.880mini12色」を使用
・ぬり絵 (自分で好きな紙にハートだけ描いてもOK)

(・色鉛筆用のブレンダー or 白の色鉛筆) …あると綺麗に色が混ざる。無ければ省略可

↑ハートを持った女の子のぬり絵を使います。左上のは、印刷サイズを間違えました…肝心のハートが入らなかった!

塗り方

(1) 赤で薄く全体を塗る

ハート全体を同じ調子で塗り潰します。

この後どんどん色を重ねていくので、ある程度筆跡が残っても大丈夫です。

大切なのは、できるだけ薄く塗ること。

色鉛筆の真ん中〜後ろ側を軽い力で持つと、薄く塗りやすいと思います。

(2) 黄色を重ねる

先ほどと同様、薄く塗ります。

全体を一度塗り、その後ハートの2つの山の左上あたりだけもう一度塗ると温かな光が表現できます。

(3) 青で陰を入れる

ハートの右側、陰になる部分を青で薄く塗ります。

はみ出ないようにハートの輪郭部分から塗り始め、内側に軽い力で塗り広げていきましょう。

これで下塗りが終わりました!

(4) 赤を重ねる

ハート全体を赤で塗りつぶします。

一度で塗ろうとせず、薄く何度も重ねて塗るときれいに塗れます。

↑上の画像は、まずは薄く一度塗ったところです。

↑しっかり塗り重ねた状態です。

かなり濃くなってきました。

(5) 緑と赤で塗る

緑で陰になる部分を塗ります。

塗る場所は青で塗った部分と同じです。

その後、緑が馴染むように上から薄く赤を重ねました。

(5.5) ブレンダーで混ぜる

色鉛筆用のブレンダー(色を混ぜるために使う、色の無い色鉛筆)をお持ちの方は、ハート全体を塗り潰すようにして、ここまで重ねてきた色を馴染ませます。

白の色鉛筆でも似た効果があると言われていますが、少しミルキーな感じになります。

お持ちでなければ、この工程は飛ばしてもOKです。

(おまけ) 黒で塗る

女の子の顔や手を残して、服を黒で軽く塗りました。

ハートがよりくっきりして、私は好きです。

ただこれは好みなので、塗らずにシンプルに仕上げるのも良いですね。

できあがり

重厚な色合いのハートが塗れました!

いかがでしたか?

ふんわり優しい塗りの色鉛筆ぬり絵とはひと味違う仕上がりになりました。

薄く何度も色を重ねることと、黒ではなく緑で陰を塗ることがポイントだと考えます。

私が普段よく使っている画材、透明水彩絵の具にも通ずる塗り方です。

数日後に迫るバレンタインに向けて試してみてくださいね。

それではまた。

ちなみにハートが主役になるぬり絵が見つからなかったので、描きました。これはその下書きです。ハートを塗るより、このぬり絵を作る方がずっと時間がかかっている罠!
ちなみにハートが主役になるぬり絵が見つからなかったので、描きました。これはその下書きです。ハートを塗るより、このぬり絵を作る方がずっと時間がかかっている罠!

イラストレーター

うさぎと猫と恐竜が好きなイラストレーター。三重県出身、管理栄養士、二児の母。「かわいくて、ほっとする。やさしい世界」をコンセプトに絵を描いています。

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