【杉並区・井荻駅】新宿はやし田初代店長が作る自分の城で面壁九年の成果を確かめて来た。
ラーメン好きの皆さんこんにちは!
新しいラーメン屋さんができたとき、どこのお店にいた人なのかを気にしてしまいます。
名店の出身だと、勝手に期待して早めに行ったりするわけです。
名店出身の看板を背負いつつも、自分の味を出すのは1つのロマンと言えるでしょう。
今日はそんなロマンを体現したラーメン職人の作ったお店を紹介します。
《今日のお店》
今日紹介するのは“中華そば 麺壁九年(ちゅうかそば めんぺきくねん)”です。
杉並区にあり、西武新宿線・井荻駅の近くに立地しています。
新宿駅にある行列できる店”はやし田”さんの本店で初代店長を務めた方のお店です。
ちなみにこの”はやし田”さんも、系列で複数の屋号を以って各地に展開しています。
店名は辛抱強く取り組む故事成語に”面壁九年”に由来します。
既に行列店となっており面壁九年と麺壁九年が言葉として併存しそうですね。
《店内・接客》
カフェのようなカジュアルな雰囲気の店内でテーブル・カウンター両方完備しています。
一人客もカップルも安心して食べに来られる印象の店づくりです。
接客も変にかしこまらず、安心して注文できるちょうどよい距離感が嬉しいです。
《メニュー》
鶏の旨味の中華そばと煮干しの香りのいりこそばの2枚看板です。
その他にだいたい何かしらの限定メニューやご飯物が用意されています。
限定メニューはSNSで丁寧に告知されているので出かける前に確認すると良いでしょう。
今回の訪問は2回目だったので味玉いりこそばにしてみました。
《ビジュアル》
クリアなスープと品良く盛り付けられたトッピングが美しい見た目です。
繊細な味を想起させる、こだわりを感じる盛り付けです。
《スープ》
煮干の良さを綺麗に引き出したクリアな旨さが素晴らしい仕上がりです。
煮干しラーメンが好きな方も、初めて食べる方も満足できると思います。
《麺》
一口すすり上げると麦の香りがふわっと鼻を抜けていくのが印象的です。
パツッとした歯切れが特徴の細麺でスープとの相性もしっかり噛み合っています。
《具》
大判のチャーシューに目を奪われます。
適度な食感と味の存在感が良いアクセントとして機能しています。
穂先メンマや黄身が濃厚な味玉も楽しめます。
貝割れ・玉ねぎで清涼感を演出する設計にも納得感があります。
《まとめ》
今も勢いのあるはやし田グループの本店の店長だった店主さん。
安定はしていたと思えますがそこを飛び出して作った自分の味。
その覚悟のほどは外野にはわかりません。
”美味しいラーメン屋さんが1軒増えた”
この事実だけでも嬉しいものです。
《店名》
中華そば 麺壁九年
《本日の注文》
味玉いりこそば 900円
《住所》
東京都杉並区上井草1丁目24-22(お店の地図)
《アクセス》
西武新宿線『井荻駅』から徒歩約2分
《営業時間・定休日》
11時〜14時30分/18時〜21時
・日曜日は昼営業のみ
・不定休のためSNS確認推奨
・水曜日は裏麺壁九年として限定メニューのみで営業
《お店の情報》
食べログ
お店の公式HP
お店のTwitter
お店の公式Instagram
もっと詳しくはInstagramにて
訪問日:2021年12月26日
訪問日時点の情報になります。
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