【秋葉原駅】ラーメン職人の”2,000円のうどん”はお値段以上の名品だった。
ラーメン好きの皆さんこんにちは!
何事においても意外な一面に驚くことってありますよね。
今日は、超人気ラーメン屋の店主さんのうどん企画を紹介したいと思います。
ラーメン屋さんのうどんもそこそこ掟破りですが、それ以上に価格が驚きでした。
1杯2,000円の”うどん”は果たしてどんな仕上がりなのでしょうか。
《今日のお店》
今日紹介するのは”饗 くろ㐂(もてなし くろき)”
ラーメンで10年以上のキャリアを持ち、開業前は和食やイタリアンを中心に様々なジャンルを渡り歩いた、食を知る大将が始めたお店です。
普段はラーメンを提供しているお店ですが、不定期企画で定休日の朝にうどん営業をすることもあります。
外食でうどんを食べるのも3年ぶりくらいですが、気になって行ってみました。
《店内・接客》
和の雰囲気を基調とし丁寧な空間づくりが心がけられています。
通常営業時も行き届いた空間と接客を感じられるでしょう。
この日は大将が1人で麺・つゆ・天ぷら・ご飯を仕上げるオペレーションでした。
忙しそうですが、全体にも目配せしながらの接客は見事と言うほかありません。
《メニュー》
この日はうどんとサイドメニューのみの営業です。
毎回うどん+何かのテーマがあるもの特徴となっています。
今回は東海地方自家製麺活性化プロジェクトとのタイアップ企画でした。
企画詳細は同プロジェクトの紹介記事に預けます。
今回は三重の精肉店・伊勢屋さんが取り扱う
”未来とかち牛”という素材とうどんがテーマです。
せっかくなので全部オーダーしてみます。
《ビジュアル》
立派なお盆の上にうどん、別皿の牛天ぷら。そしてあとからビーフ飯が提供されます。
なかなかボリューミーな様相を呈しますがテンションも上がります。
《つゆ》
主に鰹で出汁を取ってとても贅沢な風味を楽しめる仕上がりです。
うどんの造詣は浅いですがこれを基準にすると後々大変なのはわかります。
《麺》
小麦はチクゴイズミという品種のみを使用しています。
表現が正しいか自信はないですが、ふわふわの口当たりと滑らかな喉越しがたまりません。
※限定営業は一期一会なので次は全く別物の可能性が高いのでご参考までに。
《具》
やはり和食出身の大将の天ぷらが光ります。
衣のサクッとした部分と、つゆを吸った部分のコントラストが抜群です。
そして更なるお楽しみ、断面から伝わる絶妙な揚げ加減の牛天ぷらです。
肉の旨さを楽しませるべく、極厚のイチボとランプを使っています。
衣のサクッ食感と、ジュワッと溢れ出る肉汁がたまりません。
思わずこの天ぷらだけで2,000円じゃないかと価格の確認したくなりました。
《サイドメニュー》
牛スジを具として牛の旨味を行き渡らせたご飯です。
これもまた牛のいいところをしっかり表現した魔法のような味です。
良い素材と良い職人が重なるとここまで世界が広がるとは…
《まとめ》
普段からラーメンという枠組みを超えて料理として優れたメニューを展開するお店です。
定番でも限定でも料理人としての引き出しがあればこそ実現する世界観を持っています。
ラーメンにせようどんにせよ、その世界観を体験してほしいと改めて思うひとときでした。
《店名》
饗 くろ㐂(もてなし くろき)
《本日の注文》
肉天うどん 2,000円
味玉天 150円
ビーフ飯 300円
《住所》
東京都千代田区神田和泉町2-15(お店の地図)
《アクセス》
JR各線・東京メトロ日比谷線『秋葉原駅』から徒歩7分
JR総武線・都営浅草線『浅草橋駅』から徒歩約6分
《営業時間・定休日》
月曜・水曜・金曜
11時〜14時30分
火曜・木曜・土曜のみ
11時〜14時30分/18時〜21時
定休日/日曜日・祝日
※朝うどん営業は定休日開催がメインです
ブログにて不定期に開催告知されていますので各自ご確認ください。
《お店の情報》
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お店の公式HP
お店の公式ブログ
お店のTwitter
お店の公式Instagram
もっと詳しくはInstagramにて
訪問日:2022年1月23日
訪問日時点の情報になります。
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