ラーメン好きのみなさんこんにちは！
ずっとあったはずのものも、なくなると思うと眩しく見えるのは何故でしょうか。

今日は、まもなくのリニューアルで幻になるかもしれないフレンチラーメンを紹介します。

《今日のお店》
今日ご紹介するのは”海老丸らーめん”です。
店主さんは元々、西麻布のフレンチの”エゴジーヌ”のオーナーシェフです。
フレンチの技術を引っさげて独学でラーメン界に参入してきました。

オマール海老のフレンチラーメンはオープン5年目の今でも代えの効かない存在です。
そんなお店ですが2022年2月20日の営業を以ってリニューアルのため休業に入ります。
名前は聞いたことあるけど駆け込みで食べるか迷う方はぜひ読んでみてください。

《店内・接客》
店内は木を基調として広々としてカジュアルな雰囲気の空間です。
カウンターだけでなくテーブル席も完備しています。

来店客一人ひとりをしっかり見ている丁寧な接客です。
常連客にも初めて来るお客さんもホッとできるでしょう。

《メニュー》
基本形の元祖海老丸らーめんがベースです。
その他にカルボナーラ風、胡麻風味など派生形の味があります。
更に多彩なトッピングやサイドが用意されて自分好みの味を楽しめます。

《ビジュアル》
上品な海老を感じる香りと共に、見た目から濃厚なスープが目を引きます。
顔をのぞかせる綺麗な麺線やおしゃれなトッピングからも上品な印象を受けます。

《スープ》
オマール海老と鶏の濃厚なビスクスープです。
フレンチの概念をここまで綺麗にラーメンに落とし込む技術が光ります。
途中でバケットの上のサワークリームを溶かすことで表情が変わります。

《麺》
フィットチーネを思い出すような密度の平打ち麺です。
濃厚なスープを受け止めて引き立つ洋風の組み立てを感じます。
このコンビネーションが楽しめるお店はそう思い当たりません。

《具》
低温調理のチャーシューや、燻製味玉に丁寧な調理が光ります。
ミニトマトの酸味あしらいもまたバランスの妙ですね。
ラーメンの王道からは少し離れます。
しかし、スープと麺の特性とあった名品たちです。

《サイド》
最後にもうひとつの名物・〆のリゾットも追加注文しました。
食べ終わったタイミングで熱々の器でご飯・海老・生卵が提供されます。

スタッフさんのアナウンス通り残ったスープをレンゲでかけます。
ジューッと、美味しそうな音を立てたところに、
その場でチーズをたっぷり削ってかけてもらって完成です。

そのお味たるや確実な旨さが保証されます。
…文字だと魅力が伝わりきらないので、お店で確かめてみてください。

《まとめ》
オマール海老のフレンチラーメンというコンセプトのパイオニア的存在です。
（真似ができない部分も多いようで、なかなか競合が見当たりませんが。）

レギュラーだけでなく独創的な期間限定メニューももう一つの魅力です。
ラーメンの枠組みの中で自由な発送を重ねた品が提供されます。
※ちなみにこの日は貝のアヒージョ風のラーメンでした。

リニューアル後のコンセプトは全く分かりません。
今まで好きだった方、気になっていた方、今の味も楽しんでみませんか？

《店名》
海老丸らーめん（えびまるらーめん）
《本日の注文》
元祖海老丸らーめん 950円
〆のリゾット 400円
《住所》
東京都千代田区西神田2-1-13 十勝ビル1F（お店の地図）
《アクセス》
各線『神保町駅』から徒歩約4分
JR総武線『水道橋駅』から徒歩約5分
《営業時間・定休日》
平日：11時30分〜15時／18時〜20時（時短前は〜22時30分）
土日祝：11時30分〜20時
ラストオーダー＝各30分前
定休日：月曜日

《お店の情報》
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訪問日：2022年2月5日
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