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【蒲田駅】煮干しマニアによる煮干しマニアの為の新店”ニボシマニア”の煮干ラーメンを食べてきた

かずまのラーメン探訪記ラーメン愛好家/ラーメンインスタグラマー

ラーメン好きの皆さんこんにちは!
今年のシルバーウィークは注目の新店があちこちでオープンしました。
特に名店で修行された方の注目店が多いからか、SNSも賑わいを見せています。

全部追いかけるのは一苦労ですが、気になるお店から少しずつ食べ回って行きます。
そんなシルバーウィーク周辺のオープン店の中で一番楽しみだったお店を紹介します。

《今日のお店》
今回ご紹介するのは”NIBOSHIMANIA”(ニボシマニア)です。
店名から誰でも想像がつくと思いますが煮干ラーメンのお店です。

横浜市を中心に展開する人気グループ丿貫(へちかん)さん出身の方が独立されました。
長年・総店長として務められてきた方の独立に、ファンやお祝いの花が多数並んでいます。

店頭にズラッと並ぶ祝花たち…!(このあとも更に増えていました)
店頭にズラッと並ぶ祝花たち…!(このあとも更に増えていました)

《店内・接客》
お祝いのお花や品々が店内にも並んでいます。
カウンターのみ12席くらいの店内で木を基調とした落ち着いた空間となっていました。
お盆がセットされていてリッチ感があるのも嬉しいポイントです。

落ち着いたおもてなし空間が作られている印象です。
落ち着いたおもてなし空間が作られている印象です。

《メニュー》
基本の煮干蕎麦に加えて、ニボプレッソやその時々の限定品も提供されています。
ニボシマニアと店名に掲げるだけあって全国各地の厳選素材を使っていくことでしょう。
1度に2杯を食べる連食も歓迎しているお店なので、その日の両メニューを注文しました。

こちらが券売機です。スタイリッシュですね。
こちらが券売機です。スタイリッシュですね。

券売機の上に今日の素材が書かれています。今後何が飛び出してくるか楽しみな一期一会ですね。
券売機の上に今日の素材が書かれています。今後何が飛び出してくるか楽しみな一期一会ですね。

《ビジュアル》
早起きの甲斐があって、お店で最初に提供された一杯を頂くことができました。
チャーシューが綺麗に盛られておりフォトジェニックな印象を受けます。

スープの美味しさを写真で伝える術があったら教えて下さい。
スープの美味しさを写真で伝える術があったら教えて下さい。

《スープ》
真鯛の煮干と鮮魚の合わさった風味はどこか心落ち着きつつ、濃密な旨味も湛えています。
どこまでが煮干でどこから鮮魚かなんて高尚なことはわかりませんがとにかく美味しいが応えでした。

前情報からして残念な気持ちになることはありえないと分かっていました。
しかし、その期待以上に圧巻のクオリティを楽しませてくれます。
生粋の煮干しマニアの為せる技だと言えるでしょう。

《麺》
麺は細めのストレート麺で加水率は低めの印象です。
極上のスープを持ち上げてきつつ心地よく啜れるライトな食感でした。

スープが主役・麺は脇役と思うかもしれません。しかし、脇役にしてもしっかり仕事はしています。
スープが主役・麺は脇役と思うかもしれません。しかし、脇役にしてもしっかり仕事はしています。

《具》
しっとりとした食感が嬉しいレアチャーシューが沢山のっていてボリューミーに楽しめます。
うずらの味玉はしっかりと醤油味が染みており存在感を示していました。
真鯛の濃厚に近い旨味に少しだけ疲れてもネギの清涼感がしっかりクリアしてくれるのも嬉しいですね。

《連食》
こちらは伊吹いりこを軸に据えた煮干のラーメンです。
出身の丿貫さんらしさを残している印象で、煮干の旨味とえぐ味を上手に表現しています。
麺はパツッと歯切れのいい食感で、2杯目にしても食べやすさも抜群です。

煮干を直球で楽しみたい方はこちらでどうぞ。
煮干を直球で楽しみたい方はこちらでどうぞ。

《まとめ》
名店の総店長という経歴からもおかしなことにはならないと確信していました。
しかし、そんな予防線的なコメントなど全く必要なく、積み重ねた経験を遺憾なく発揮した極上品です。

最初の訪問からこの記事を出すまでに、再度足を運んだ時には”ブリとモジャコ煮干蕎麦”をいただけました。

別日でいただいたブリとモジャコ煮干蕎麦(1,000円)
別日でいただいたブリとモジャコ煮干蕎麦(1,000円)

見た目は似ていても食べてみるとブリの風味が鼻を抜けていく新鮮な体験ができました。
一期一会になることも多いスタイルですが、タイミングに身を任せてまた来てみようと思います。

われこそば煮干マニアという方はぜひ足を運びましょう!
われこそば煮干マニアという方はぜひ足を運びましょう!

《店名》
NIBOSHIMANIA(ニボシマニア)
《本日の注文》
1杯目:銀鱗真鯛煮干蕎麦 950円+トッピング
2杯目:伊吹いりこ100 900円
《住所》
東京都大田区西蒲田8-2-1 西蒲田スカイハイツ108(お店の地図
《アクセス》
京浜東北線・東急池上線・多摩川線『蒲田駅』から徒歩約4分
《営業時間・定休日》
11時〜(オープンから当面は約100杯程度で完売)
月曜日定休

《お店の情報》
食べログ
お店のTwitter
お店の公式Instagram

もっと詳しくはInstagramにて

訪問日:2022年9月17日

訪問日時点の情報になります。
お店によっては臨時休業などもあります。
最新の情報はSNSやナビサイトにてご確認ください。

ラーメン愛好家/ラーメンインスタグラマー

首都圏をメインにラーメンを年間500~600杯食べ歩くアラサーのサラリーマンです。普段はInstagramをメインにラーメンを紹介しています。より多くの方にラーメンの楽しさを知ってもらえるようなお店やまだ知られていない新しいお店を中心に紹介していこうと思います。行ってみようと思えるお店があったらぜひ足を運んでみてください。

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