ラーメン好きの皆さんこんにちは！
毎度突然ですがお店のこだわりの書かれた掲示ってありますよね。
こうして記事を書いている身には、答え合わせに有り難かったりします。

狭い経験の中ですが最近のラーメン屋さんは特に多い気がします。
この風潮に逆行したコンセプトのお店がオープンしました。
その評判を聞いて早速足を運んでみます。

《今日のお店》

今回ご紹介するのは”there is ramen”です。

直訳すると「ラーメンがある」という、シンプルながらメッセージ性も感じます。

人気つけ麺店の居抜きのお店ですが、こちらも既に行列ができている話題店です。
並び方が少し特殊なのでご注意ください。

《店内・接客》
店内はカウンターのみで和風寄りのシンプルな設えとなっています。
接客は丁寧かつひたむきな印象で好感を持てることでしょう。

そして券売機の近くのお店のポリシー通り、ラーメンの説明は一切書かれていません。
その代わりに目立つのが店主さんがお祖父さんからもらった
”一杯のらぁめんが旨いと思える人生を送ろう”
という言葉の入った額縁でした。

卓上にはラーメンの味変はありませんがチャーシュー丼のタレとカラシは用意されています。
これはチャーシュー丼の作りがいがありそうです。

《メニュー》
基本メニューのラーメンは1種類です。
そこにどのトッピングを乗せるかを選びます。
今回は期待もあってフルスペックの味玉チャーシュー麺を選択しました。

オープン期間はチャーシュー麺を頼むと、チャーシュー丼用のご飯も無料で頼めるようでした。
せっかくなのでそちらもお願いしてみました。

《ビジュアル》
少し小さめの丼ではありますが、チャーシューが溢れんばかりにトッピングされています。
全体に素朴な印象ですが、これが美味そうに見えるのです。

《スープ》
煮干の香り、旨味が濃密で力強さを感じさせます。
動物系の力強さも合わさっているようでバランスが良い印象です。
それでいて煮干の華やかさもあるひとつの理想形だと感じました。

《麺》
中太のストレート麺が使用されています。
しなやかに茹でられつつ、食感にハリやコシが感じられて力のある麺です。
こちらも完成度が非常に高い印象を受けます。

《具》
やはり沢山のチャーシューが目立ちます。
赤身と脂身のバランスがとても良くこれを何度も食べられるのは幸せに他なりません。
味玉の茹で加減や味の入り具合も絶妙です。
メンマやネギ、ナルトなど素朴な品々ですが引き立て役として機能しています。

《サイド》
コロコロチャーシューが乗ったご飯とネギまでサービスでした。
ここに遠慮なくチャーシューとメンマ、味玉まで乗せてみます。
結果、無料サービスの域を飛び越えたチャーシュー丼ができました。
タレやカラシもよく研究されていて相性が良いので、合わせてお試しください。

《まとめ》
こだわりをアピールするお店ももちろんあります。
ただ、ここのお店のように敢えて何も公開せずに、美味しいラーメンを出す。
そして、食べる側があれこれ思考を巡らせる。
新しいコンセプトの店作りとして面白いと感じました。
記事を書く側としては不安はありますが…

ぜひ一度足を運んでみてください。

《お店の情報》
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訪問日：2022年10月22日

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