「あれ？」

通りかかった萩原台のバス停の横にある萩原台タウンショップに、新しいお店がオープンしている様子。

何のお店か覗いてみると、“純喫茶”の文字が。純喫茶好きとしては見逃せません。ただ、その日は月曜日。残念ながらお店の定休日と重なっていたため、後日あらためてお伺いしてみました。

純喫茶「コッチ」

2023年2月にオープンしたばかりのお店です。

店内の様子

昭和レトロをイメージした店内は、商業施設などの電気設備工事の会社を経営するオーナーが自ら改装されました。

ロゴマーク

接客は奥様、お料理を担当されているのはオーナーのお母様です。ロゴマークは、昔から絵を描くことが好きだったというお嬢さんによるもの。

店名「コッチ」の由来

お店の名前「コッチ」は、ご家族の愛犬・琥太郎（こたろう）くんのニックネームのひとつ。他にも「コッチにおいで」という意味も。

琥太郎くん、お散歩がてらお店の周りをパトロールすることもあるそうで、運が良ければ会えるかもしれません。

昔ながらのメニュー

昭和を彷彿とさせるナポリタンやホットケーキ、ミックスジュースなどに心が躍ります。

また、お味噌汁にご飯の付いた焼肉炒め（野菜もりもり）に生姜焼き、うどんや蕎麦などもあって、和洋どちらも楽しめるのがこれまた嬉しい。

今回は昭和の定番オムライス（サラダ付き）と、クリームソーダをオーダーしてみました。

オムライス（サラダ付き）税込 850円

オムライスのソースは、デミグラス派とケチャップ派に分かれるところですが、私は断然ケチャップ派。

薄焼き卵が優しく包み込むケチャップライスは、ケチャップの酸味と玉ねぎの甘さ、鶏肉の旨味が丁度いいバランスで、ペロッと完食。懐かしいお母さんの味に大満足。

口直しにもなるサラダは、千切りキャベツとキュウリにスライスハム。赤のフレンチドレッシングが爽やかです。

クリームソーダ 税込 650円

そしてクリームソーダ。その象徴とも言える緑と白のコントラストが何とも鮮やか。ワンポイントの赤いチェリーが乙女心をくすぐります。

一口飲めば「そうそう、この味！」トッピングのバニラアイスは混ぜず、そのまま最後まで取っておきたいタイプ。

モーニングサービスも気になるところ。トーストに茹で卵、野菜サラダに焙煎コーヒーまたは紅茶が付いて税込650円。朝の楽しみが増えました。

あったかくて懐かしい、昔ながらの喫茶店。我が家のような居心地の良さに、ついつい長居してしまいそう。次は、文庫本でも持って行こうかな。

基本情報