2014年のオープンから多くの人に愛された雑貨店「SUKIMA@zakka」は、昨年7月にオーナーチェンジ。そのバトンを受け継いだのは、キャンプとヒッチハイクを愛する小林 興登（こばやし おきと）さんです。

実は小林さん、キャンプギアを紹介する自身のアカウント「totsuo_camp」では、1.3万人以上ものフォロワーをもつインスタグラマーでもあります。ミーハー心を抑えつつ…お店にお邪魔してみました。

会った瞬間から、ニコニコ笑顔で出迎えてくれた小林さん。

昔ながらの古民家を改装した店舗

お店は猪名川の自然に囲まれた、のどかな場所の一角。この場所を初めて訪れた小林さんは「建物が愛されている」と感じたのだとか。

お店の様子

もとは壁で仕切られていた2つの空間。その壁の一部を取り壊し、中で行き来できるようDIY。それぞれ雰囲気の異なる雑貨が並んでいます。

〜生活雑貨やファッション雑貨〜

暮らしに彩りや潤いを与えてくれるアイテムの中から、おすすめの商品をいくつかご紹介します。

「NISHIGUCHI KUTSUSHITA」の靴下

奈良にある「NISHIGUCHI KUTSUSHITA」の靴下は、素材選びや編み方・デザインなど、細部に至るまで履く人のことを考えて作られています。

ハンドメイド作家のコーナー

リンゴ箱やスチール製のキャビネットを利用した、地元を中心とした作家さんのハンドメイド作品は見応えたっぷりです。

〜アウトドア雑貨〜

壁を隔てたとなりのスペースは、小林さん選りすぐりのアウトドアグッズを中心とした雑貨が勢揃い。

ヒッチハイカーでもある小林さん。全国各地の仕入れ先を、2カ月かけてヒッチハイクでまわったというから驚きです。

滅多に出会えないレアな商品

コアなファンをもつ「TOYPOY WORKSHOP」や「PAJAMA MOON」の商品。他店ではまずお目にかかれないこれらのグッズも、ここでなら入手可能！小林さんのキャンプに対する愛とこだわりが窺えます。

とは言え、取り扱いの多くはキャンプに限らず、日常使い出来るものがほとんどです。

就労支援グッズ

革のコインケースなど、全国の福祉事業施設のグッズも販売。他の商品と比べても遜色はありません。

クォリティーに見合った適切な価格で販売することで、障害を持つ方たちの持続可能な就労を支援しています。

イベント開催

雑貨の販売以外にも、自然を体感して欲しいとの思いから「火おこし体験」や焚き火を眺める「焚き火zakka」など、自然に触れるイベントを定期的に開催しています。

また「綿あめ作り」や「珈琲焙煎」といった、子供から大人まで楽しめるような遊びも提案。毎回、飲食店やアーティスト、クリエイターの方たちとコラボして、イベントを盛り上げます。

7月には、「大人の！本気の！流しそうめん」も開催予定。

目指すのは「みんなが楽しめるお店作り」

小林さんの前職は、学童保育の指導員。保育長も務めました。そのノウハウはお店作りにも活かされ、お子さんも楽しめるような工夫や仕掛けがあちこちに施されています。

訪れる人みんなを笑顔にする小林さんの周りには、おのずと人が集まります。SNSの人気者は、リアルでも人気者でした。

魅力的な店主のいる「SUKIMA@zakka」から今後も目が離せません！ぜひ、ご家族そろってお出掛けください。

お店の情報