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【ハッケン!土浦まち歩き】城下町・中城界隈その4・中城天満宮~700頭の馬が古社に集結!?~

コイケケイコ

土浦在住ライター(土浦市)

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ぱっと見だけでは分からない神社の歴史。

中城通りから細い路地に入った場所に鎮座する中城天満宮には、時の名将も訪れたという歴史があり、御祭神にちなんだ伝統文化が今もなお受け継がれています。

天神通りだった場所は昔は神社の参道だった?!

「土浦まちかど蔵・大徳」を後にして次に向かったのは「中城天満宮」。天神通りという、中城通りから一本狭い路地に入った場所に入っていきます。

「ここです」と、土浦市立博物館の学芸員・木塚久仁子さんに案内された「中城天満宮」はとても小さな神社。

中城通りを中心に住まう氏子さんたちによって小さいながらにきれいに整えられた神社ですがお世辞にも寄り道スポットに加わるような佇まいには見えません…。

木塚さん:中城天満宮は「中城の天神様」の別名で地元の人たちに親しまれている神社で、御祭神は菅原道真公です。書道・学問の神様として知られる御祭神なので、習字で書いた字をここに奉納しているんです。

木塚さん:毎年4月25日に「天神例大祭」というお祭りを行うのですが、それに合わせて「中城天満宮奉納選書会」という書道展も行われます。令和4年で91回目を迎える催しで、作品は土浦市立の全小学校から多数の応募があるんです。入選作は神社の境内やまちかど蔵、商店の店先にも掲示されます。

木塚さん:それから、この場所では昔、駒市(馬市)というのが行われていたのをご存じですか? 駒市というのは、馬を売り買いする市で、江戸時代には田植えが始まる直前の時期、毎年3月11日から15日までの5日間、農耕馬の取引が行われていたんですよ。多い時には700頭の馬が集まったといわれています。

え、この場所に700頭の馬が!?

木塚さん:「この狭い場所で?」って思いますよね。昔は中城通りに面した場所から境内へと続く参道があって、その参道に市が立っていたんです。伝説では名将で誉れの高い、平安時代中期の武将・源頼義公とその長男である義家公が「どれぐらいいい馬が揃っているかな」と、軍馬を閲しにこの境内を訪れたと伝えられています。

馬の仲介商人である馬喰(ばくろう)や農耕馬を求めてやってくる農家の人々で賑わい、時の武将が訪れたという伝説も残る神社。

今でこそ規模は小さくなりましたが、参拝をしながら当時の活気に想いを馳せるのも一興です。

<中城天満宮>
住所:茨城県土浦市中央1-5 MAP

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