JR辻堂駅南口より徒歩1分。

一見お店の裏側かと思うような“店頭”。どこが入り口なのかわからない、湘南の秘密の隠れ家『串堂（くしどう）』。辻堂の元祖串カツ屋です。

狭い入り口には、なぜか「のぞき穴」がついています。

その理由について、オーナーの戸嶋さんは「苦手な人と鉢合わせにならないよう、確認できるシステムです」と言います。理由を聞いて思わず吹き出してしまいましたが、確かに入り口付近には窓もないので、中のようすが気になりますよね。こういうユーモア、私は好きです。笑

では頭上に気を付けて入店してみます。

入り口こそ狭いけれど、店内は広々としています。少し前にリフォームしたばかりだそうで、いたる所に訪れる人を楽しませるこだわりが散りばめられていました。

店舗2階にはお座敷もあります。大人数での食事会のほか、さまざまな用途で利用されているのだそう。爽やかなブルーの壁紙が印象的で、女性同士の集まりにもぴったりな雰囲気ですよね。

反対側の白い壁には、プロジェクターで映像を映し出すこともできるそう。

また各種ドリンクサーバーや器なども用意されており、戸嶋さんは「お好きなようにゆっくりと過ごしてほしい」と話します。少人数での利用にも対応しているとのことなので、気になる方はぜひお問い合わせを（0466-65-4694）。

それでは『串堂』のお料理へ。

店頭の看板に“串カツ酒場”と書かれているだけあり、メニューは串カツが中心。「鶏ささみ大葉（1本170円）」や「えび（1本220円）」などの単品から、お得なおまかせ系盛り合わせの「3本盛り（440円）」などもあります。戸嶋さんは「この辺りでは珍しい、肉質の引き締まった“おや鶏（佐賀県産）”の炭火焼きもおススメです！」と言います。

今回は『串堂』に来たら誰もが頼むという、人気ナンバーワンの「ドリンク＆おまかせ5本セット（1,100円）」をご紹介しますね（ドリンクは数種類の中から選べます）。

『串堂』の串カツのこだわりは“黄金の組み合わせ”と自負する「パン粉」と「ソース」。

パン粉は「ザクッ」と心地よい歯ごたえを感じられる少し粗めのもの。余分な油をかわしつつ、素材を柔らかく包み込むパン粉の受け身技は、間違いなく黒帯レベルです...！

そんなパン粉に包まれた串カツは、どれも素材の食感をしっかり楽しめる絶妙な火の通り具合。アツアツを口に運べば、ザクザク！ジュワッ～！っという五感を刺激される旨さで、思わず顔がほころんでしまいます。

ちなみに、私のお気に入りは「紅生姜」と「鶏ささみ大葉」。これぞ日本の串カツだ！！なんて感じる味わいで「紅生姜」1本でジョッキ1杯はいけますね(笑)。揚げたての串カツ5本にアルコールもついての1,100円はかなりお得。相棒のソースは3種類用意されていますので、お好みの味で心ゆくまで楽しんでください。

コロナ禍の“1人飲み”にも最適な『串堂』の「ドリンク＆おまかせ5本セット」。気軽にサクッと1杯飲んで帰る息抜きに、ちょうどいいですよね。

お店が気になる方は・・・
まずはあの「のぞき穴」から店内をのぞいてみてみましょう。笑

～未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから～

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