「『氷伝』のかき氷が始まった」
そんな情報を聞きつけ、今年も取材にやってきました。

JR藤沢駅北口から徒歩10分。夏季限定営業（～9月末頃まで）のかき氷専門店『氷伝（こでん）』。以前ご紹介した『松月堂わびすけ』の店主・佐藤さんが営むお店で『松月堂わびすけ』の並びにあります。

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今年の『氷伝』メニューは「カップタイプ（690円～）」の自家製氷と、平日限定10食の「特大氷（通常の2.5倍サイズ／1,800円～）」。

シロップの種類はお値段によって異なり、湘南イチゴ・あんこ・黒蜜きなこ・抹茶・ピスタチオ・ティラミスなど。「カップタイプ」は2種類「特大氷」は4種類選べます（営業予定日やメニューの詳細は、公式Instagramや公式ホームページをご確認ください）。

お店の中は、湘南の夏空をイメージさせる可愛らしい雰囲気。夢の中にいるみたいですよね。

ワクワクしながらかき氷を待っていると、まずは「カップタイプ」の商品がやってきました。高さ20センチにもなるジャンボサイズです。

佐藤さんが「うちの氷とシロップは、他では食べられないよ！」と話す『氷伝』自慢のかき氷。

「ピスタチオ＆抹茶」の超濃厚ピスタチオシロップは、イラン産のピスタチオをローストした香り高き贅沢な味わい。抹茶は京都宇治から取り寄せたもので、色鮮やかな美しさも魅力。渋みの後に、ほんのり甘みも感じます。

「マンゴー＆湘南イチゴ」のマンゴーシロップは、チャンクマンゴーを使用したとろっとしたタイプ。湘南イチゴシロップは、近隣の「はやしふぁーむ」のイチゴを使った、甘酸っぱくてフレッシュなシロップです。

どちらのかき氷も、並んでも食べたい逸品。

特に 「ピスタチオ＆抹茶」の「緑コンビ」は、ピスタチオ好きさんはぜひ食べておきたい組み合わせ。極上の風味を存分に楽しめる大人のかき氷ですよ。

しかし...
これだけ濃厚なシロップをたっぷりかけても、崩れることのない謎の氷。

実はこの真っ白な「氷」に秘密があります。

ミルクを加え4日かけて仕込む自家製の「氷」は、とてもきめ細かで、まるで降ったばかりの雪を食べているような食感。ですが密度が高いためか、重量感のあるシロップをかけても崩れることはなく、とけにくいのも特徴です。また一度食べると「これを食べずに夏は迎えられない！」と感じる中毒性も秘めています…。

そんな『氷伝』の「氷」を心から堪能したい方におすすめな商品が、平日限定10食の「特大氷（通称：丼氷）」。ボウリングの球くらいはある特大かき氷です。

シロップは、黒蜜きなこ＆抹茶、そしてあんこ。撮影用に、マンゴーと湘南イチゴのソースも添えていただきました。

先ほどのかき氷もですが、食べづらいほどてんこ盛り...(笑)。しかしどこをどう食べても超濃厚で、かき氷あるあるの「味の薄い部分」がありません（素晴らしい！）。

てっぺんに君臨するあんこは、かき氷との相性を計算された「ほど良い粒を残したぜんざい風」。甘味を知り尽くした和菓子屋（松月堂わびすけ）の店主・佐藤さんのこだわりも詰まっています。

これだけ大きな「特大氷」ですが、抹茶の渋みと香ばしい黒蜜きな粉が味のアクセントとなり、飽きることなく美味しくいただけました（この日、1年分のかき氷を食べました。笑）。

最後に、大事な点をもう一度。

この「特大氷」は平日限定10食となっています（カップタイプのかき氷は、営業日ならいつでも食べられます）。この夏「なんだこの旨さ？！」と驚く「極上かき氷」をけして食べ逃すことのないよう、ご家族で、またお友達や恋人と、ご都合お繰り合わせのうえ『氷伝』まで足をお運びくださいませ！

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