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【京都市】中京区 幕末の維新に関する歴史『池田屋騒動之址』石碑!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都の繁華街のど真ん中に、突如現れる「池田屋騒動之址」の石碑があります。

池田屋騒動とは、1864年6月5日に、三条通りにある「池田屋」において会合中の志士30余名が新選組に襲撃された事件。その襲撃により、多くの死者が出ました。

近藤勇」率いる京都の治安維持組織である新選組隊士10名が、当時この地で営業していた、長州藩の定宿だった旅籠『池田屋』に於いて、約20名の尊王攘夷派を襲撃。

ここから逃げ出して三条大橋まで走り、三条大橋の三条大橋西側から二つ目の擬宝珠に、刀傷が残されていると言われています。

過去記事をご参照ください→『東海道中膝栗毛』の弥次喜多さんと『池田屋事件』の刀傷跡

池田屋騒動は、池田屋事変、池田屋騒動ともいわれており、また近藤勇は書面で洛陽動乱と名づけています。

その旅籠「池田屋」は、今では「旅籠茶屋池田屋はなの舞」として営業されています。協力「太秦映画村」とありますね!中には新撰組関連のものが多くありました。「高津商会」も新撰組や幕末に関する小道具たちが、たくさんの映画やドラマで活躍しています!

紅葉が綺麗な『神護寺』で11月12日から20日まで時代劇の映画やドラマに使われた「小道具の展示会」を開催。そこにも幕末関連のものがあるかもしれないですね。

幕末のロマン関連のこの界隈の記事を過去に書いてますので、よろしかったらそちらもご参照ください!

この地で、実際に事件が起こったと思うと歴史のなかにタイムスリップした気分になります…

幕末の歴史を歩きながら感じられるのは、京都ならではのことですね…!

池田屋騒動之址
京都市中京区三条通木屋町西入北側

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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