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【大田区】蒲田の麺を探しに行って、ギョウザとシュウマイを手に入れる/菅野製麺所

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

麺を訪ねて三千里。いや、蒲田駅西口を出て、まだ800メートルほどのところ。「やま福」の「中華そば」をいただき(こちらの記事)、「インディアン」の「支那そば」をいただき(こちらの記事)、「菅野製麺所」に到達した。

東急池上線蓮沼駅からは、徒歩1分。都内はもちろん、全国のラーメン店に麺を卸していることで知られる製麺所だ。

扉を開けるとそこは、アットホームな雰囲気。こじんまりとした、直売所だ。ラーメン店の店頭で見かける、「菅野製麺所 特製」の看板はここにも。

冷蔵で麺が購入できる。一つ5玉入りで、「太麺」「チリメン」「CHI(特細麺)」など、選び甲斐あり。

2022/12取材時
2022/12取材時

ラーメンのスープは、一つから購入できる。「鶏がら醤油」、「味献上醤油」、「こってり味噌」、「塩」と、これは楽しい。

しかし麺を求めて来たはずが、ここに来ると目を奪われるのは点心で。直売所の建物にも、「自社工場直売」の文字とともに、ギョウザ、肉まん、シュウマイなどの中華点心の写真が飾られているのだ。

目の前の冷凍庫に、所狭しといろいろな種類の点心が。シュウマイにしても、「ジャンボ」がいいか、「エビきざみ」がいいのか、迷うじゃないか。

ギョウザも、「野菜多め」、「スタミナ」、「特製」など。ここは特製にするかな…。

期間限定という、関西風味付けの「豚まん」、この日は品切れだった。通常の「肉まん」も購入可能。

というわけで、なぜか麺ではなく点心を買ってしまった。点心のラインナップは、菅野製麺所の「本当に美味い麺の選び方」ウェブサイトでも紹介されている。

こちらは「特製生餃子」。

調理方法の紙がついているので、見ながら進める。ギョウザが水をかぶるくらい、との指示。油少々を引いたフライパンで、蒸し焼きにする。

なかなかうまく焼けたぞ!上側はモチモチとしており、焼き目もカリッと付いた。皮の食感に、専門店ならではの特別さを感じる。

「ジャンボシュウマイ」。電子レンジでも調理可能だが、蒸し器使用がおすすめということで、こちらも指示通りにやってみる。

モチモチ、ツルツルとしたジャンボ焼売が出来上がった!

弁当のおかずだとしたら存在感がありすぎるほどの、ジャンボ感。皮はモチモチ、具材もタマネギと豚肉の甘みがたっぷりだ。自宅で食べられる本格点心に大満足。

麺はまたいつの日か、手に入れる。直売所の営業時間は9:00~16:00で、日曜定休。麺は菅野製麺所のオンラインショップで、購入可能なものも(オンラインショップでは15玉入りなど、個数は多めとなる)。

<店舗情報>
菅野製麺所
住所:大田区西蒲田6-29-2
アクセス:東急池上線蓮沼駅から徒歩1分
菅野製麺所 ホームページ, Twitter
本当に美味い麺の選び方(菅野製麺所作成のウェブサイト)

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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