サバイバルにおける「3・3・3の法則」を、防災士がチャットGPTに質問してみた結果!
3という数字は何かとよく使われる数字で、「333」はエンジェルナンバーとして有名です。
数霊術における「3」が持つ数字の意味は「成功・繁栄・誕生・幸運」などを意味しており、大変縁起の良い「大吉数」とされています。
また、サバイバルでは「3・3・3の法則」と呼ばれることもあるため、今回はこの「3・3・3の法則」について紹介します。
また、防災士としてチャットGPTに「3・3・3の法則」についても質問してみましたので、ぜひご覧ください。
サバイバルにおける「3・3・3の法則」とは、3分・3日・3週間を表す!
サバイバルにおける「3・3・3の法則」とは次の意味を示しています。
- 空気がなければ3分で死亡する
- 水がなければ3日間で死亡する
- 食べ物がなければ3週間で死亡する
いずれも、人が死にいたるまでのカウントダウンを意味する数字であり、幸福とは真逆の意味で使われています。
最初の空気がなければ3分で死亡する意味ですが、このことを今話題のチャットGPTに質問してみました。
空気がない状態で人間は何分生きられると思う?
チャットGPTの回答
とのこと。さらに、その根拠をチャットGPTに聞いてみると、次のような至極まともな回答が返ってきました。
Q:その回答の根拠はどこから?
チャットGPTの回答
つまり科学的な理論に基づいて考えると、3分間空気がなければ脳が酸欠になり死に至るという訳です。
水がない状態で人間は何日生きられると思う?
次に水がない状態で何日生きられるかも質問してみると、AIは次のように回答してきました。
これから読み解くと、水がない状態でも3日以上生き続けることが可能のようです。
実際に災害現場でも生存確率が大幅に低下する「72時間(3日間)の壁」がありますが、72時間を超えても生存した例は多くあります。
ついでなので、次の質問もしてみました。
人が餓死するには何日必要だと思う?
この問いには、次のような回答をしています。
3日&3週間を考えると、やはり備蓄は重要
AIであるチャットGPTは、ネット上のあらゆる情報から瞬時に問いに答えます。もちろん、100%正解でなく誤情報も含まれるでしょう。
しかし、今回の回答は間違いではないといえるでしょう。まとめれば、サバイバルにおける「3・3・3」の法則とは、最低ラインのことであり確定要素ではありません。
空気を吸えない状況は通常考えれば溺れることでしょうから、人間が溺れた際には3分以内に蘇生させないとダメだということです。
水分は3日以内の補給が必要であり、食事も3週間までに栄養のある食事をとることが命をつなぐためには重要です。
ということは、やはり個人単位で水や食料の備蓄をしていなければ、3日間水を飲めない状況が続くと命の危険が生じることとなります。
災害時に孤立しても生き残れるよう、自宅では備蓄が必要であり、出かける際にはペットボトルや水筒、携帯食の持参が必要といえるでしょう。