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【三重県四日市市】自由研究にピッタリ!『恐竜&地球の生き物進化展』で恐竜について調べてみよう

Laraライター・イラストエッセイスト(四日市市)

「四日市公害と環境未来館」で、2023年7月15日(土)から9月3日(日)まで開催中。博物館開館30周年連携事業・特別展『〜6億年のタイムトンネル〜 恐竜&地球の生きもの進化展』のご紹介です。

特別展の外観

「特別展 入り口」
「特別展 入り口」

各出版社からこぞって恐竜図鑑が新しく発売される、福井県立恐竜博物館がリニューアルオープンする、2025年には大学に国内初の恐竜学部が新設予定など、恐竜ブームが目覚ましいこの頃。

そんな恐竜の迫力と魅力と謎に迫った特別展が『〜6億年のタイムトンネル〜 恐竜&地球の生きもの進化展』です。王道のティラノサウルスとトリケラトプスに迎えられて、いざスタートです。

特別展の展示内容

「生物進化年表」
「生物進化年表」

入り口を入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、「生物進化年表」です。普段聞き慣れない時代の名前がたくさん出てきました。こうして年表で見ると、恐竜が活躍した時代は意外と短くて驚きました。

「ジュラ紀の大きなアンモナイト」
「ジュラ紀の大きなアンモナイト」

こちらは、ジュラ紀のアンモナイトの化石です。実際に見るととても大きいです。

「デボン紀の大型の肺魚の化石」
「デボン紀の大型の肺魚の化石」

デボン紀後期の大型肺魚の化石です。これだけ大型の化石は大変珍しく貴重なものだそうです。

先カンブリア時代、古生代、中世代、新生代(こちらのみ出口手前)の大型の化石がたくさん展示されているので、たっぷり時間をかけて見たい場所です。

なんといっても、展示のメインはこちら!

「動く恐竜の模型」です。ティラノサウルス、ディロフォサウルス、トリケラトプスがリアルに動く様子は迫力満点です。

子どもはもちろん、大人も見入ってしまうほどに精巧で、写真撮影をする人がたくさんいました

「アロサウルス頭骨のレプリカ」
「アロサウルス頭骨のレプリカ」

恐竜の大きさをわかりやすく想像できるよう、さまざまな恐竜の頭骨模型や、足形の模型も展示されています。

「サウロロフスの左後脚のレプリカ」
「サウロロフスの左後脚のレプリカ」

実物大模型だけでなく、人間(大人と子ども)と恐竜のサイズが絵で示されているので、とても比較しやすいですね。

特別展内では、「恐竜3D映像ミニシアター」が上映されているのですが、こちらは撮影NGでした。ミニシアターを楽しむ際には、できるだけ前の席に座ることがおすすめ。映像が飛び出してくる感覚が伝わりやすくなります。
10分間の上映なので、小さなお子様も座って楽しく観ることができますよ。

こちらも人気スポット!「さわれる化石」です。

「さわれる恐竜の糞化石」
「さわれる恐竜の糞化石」

恐竜のうんちの化石。子どもたちに大人気でした。ヒヤッとして冷たくてツルツルした感触をぜひ味わってみてください。

「恐竜模型の世界」
「恐竜模型の世界」

会場の出口手前には、恐竜造形作家・荒木一成さんの「恐竜模型の世界」の展示がずらり。
展示されている恐竜は、縮尺20分の1の模型だそうで、細かい表現に目を奪われる作品ばかり。フィギュア好きな方にはたまらない展示構成となっています。

出口では、特別展オリジナルの恐竜塗り絵をひとり1枚まで配布しているので、恐竜の色や特徴を目に焼き付けて、自宅に帰った後も余韻を楽しまれてはいかがでしょうか。

まだ自由研究のテーマが決まっていない子どもたちにもピッタリな特別展です。9月の頭まで開催しているので、ぜひ夏休みに足を運んでみてください!

四日市公害と環境未来館
【住所】四日市市安島1丁目3番16号(JAパーキングをご利用の方には2時間までの無料駐車券有)
【営業時間】9:30-17:00(入場は16:30まで)
【休館日】月曜日(祝休日の場合は翌平日、ただし8/14(月)は開館)
【電話番号】059-354-8065
【SNS】HP
【観覧料】一般500円、高・大生350円、中学生以下無料

ライター・イラストエッセイスト(四日市市)

産業・工業・工芸・美食の街、四日市市。四日市市のワクワクときめく情報を、エッセイストの目線でお届けいたします!あなたの「行ってみたい!」「やってみたい!」のきっかけになれますように。

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